2017年1月27日_Vol.4
こんにちは。
前回は、ノートルダム大聖堂からルーブル美術館までブラブラと歩いて行った話をしましたが、今回は凱旋門に登った話です。
凱旋門と言えばフランスのパリにある凱旋門「エトワール凱旋門」を思い浮かべる人が多いとは思いますが、実はこの凱旋門は世界遺産には登録されていないんだそうです。。
フランスでは現在42か所が世界遺産として登録されていて、ガイドブックやネット情報でのオススメ観光地として必ず登場する場所なので、当然、ここも世界遺産登録されているとは思っていたけど何ででしょう?
フランス初心者の私には全く見当がつかないのでネットでちょっと調べてみたら、エトワール凱旋門の周りをびゅんびゅんと車が走り回っているのがマズいみたい。
エトワール凱旋門はロータリー交差点の中心に建っていて、周囲を1日中車が走り回っている事が景観を損ねていると判断されているようです。
世界遺産に登録されていなくても素晴らしいものは素晴らしいのでどうでも良い話ではありますが、すぐ近くにあるカルーゼル凱旋門(セーヌ河岸として世界遺産登録)や南フランスのオランジュの凱旋門(オランジュのローマ劇場とその周辺及び「凱旋門」として世界遺産登録)が世界遺産なのに「なんで??」って思ってしまいますよね。。
エトワール凱旋門の場所
凱旋門の場所はこちら。
ロータリーの中央に凱旋門が建っていますが、そのロータリーからは12本の通りが放射状に延びているので交通量が多いのもしょうがないですね。。
行き方は、タクシーでもバスでも行けますが、安くて分かり易いのはメトロに乗って「シャルル・ド・ゴール・エトワール(Charles-de-Gaulle-Etoile)駅」に行くのが良いと思います。
メトロを降りたら1番出口を探してください。
1番出口から地上に出ると凱旋門のすぐ横に辿り着くので、今度はチケット売り場へ続く階段を下りてチケットを買います。
当然ですが、何かしらの凱旋門へ入れるチケットを持っていればチケット購入の列に並ぶ必要はなくて、直接凱旋門の入場口への列に並んで大丈夫です。
ちなみに、ロータリーの外側からロータリー内へ行く場合は道路を渡る必要がありますが、信号などはないので地上の道路を横断する事は出来ません。
シャンゼリゼ通りと、その反対側にあるグランドアルメ通りに地下道へと続く階段があるので探してみて下さい。
間違ってもロータリーを強行突破して渡ったらダメですよ。(笑)
↓ 凱旋門の場所。
凱旋門の入口へ
無事にチケットを購入できたので、凱旋門の入口へと向かいました。
↓ 中央の部屋の中でセキュリティチェックを受けてから中に入って行きます。
螺旋状の階段を上って上階へ
50mもの高さがある凱旋門ですが、屋上までは階段を上って行きます。
一応エレベーターもありますが、足の不自由な人や、年配で階段を上り切れない人?だけが利用できるようなので、基本的に階段で上るしかないです。
↓ 階段の入口はこんな感じ。上りと下りでは違う階段を使うので、上ってる最中に人とすれ違う事はないはずです。
↓ 上を見上げるとこんな感じ。凄い高さなので、上る前から疲れちゃいます。。
↓ やっと螺旋階段を上り切りました。でもまだ屋上じゃなくて途中にある部屋に到着です。
螺旋状の階段を上り切ったら中二階に到着で、その上にAttic Room(屋根裏部屋?)、さらに上ると屋上テラスへと出ることが出来ます。
中二階の様子
↓ モニターには凱旋門の真下が映し出されていて、人間がありんこのように動いてます。左の中央にあるのが無名戦士の墓です。
↓ 階段を上って更に上へ。ここの階段も上りと下りで別の階段を使うようでした。右側が上り専用です。
Attic Room(屋根裏部屋?)の様子
↓ この階には凱旋門公式ブティック(お土産物屋)があるので、何か買ってみるのも良いかも。
↓ エレベーターはこの階までらしくて、ここから屋上テラスに行くには階段を使わないといけないみたい。。中途半端ですね。。。
屋上テラスからの眺め
↓ 凱旋門から各方面へ道が延びていて、パリを360度見渡せるのは気分が良かったです。
↓ 遠くには、サクレ・クール寺院も。丘の上にあるのでよく見えます。
フェンス沿いをあっちこっち移動しながら景色を見れて楽しかったです。
↓ 出口も専用の階段です。下階からの上り階段とは違うので、よく確認してから下りた方が良いです。
↓ 下り階段は楽ですが、下りるスピードが速くなると目が回っちゃいますね。
凱旋門の下部の様子
↓ 凱旋門の真下はこんな感じです。このどこかにカメラが設置してあって、中二階のモニターに映し出されているんですね。
↓ 壁面には兵士の名前がずらっと刻まれています。下線の入っているのは戦死した人の名前だそうです。。
以上、エトワール凱旋門の屋上テラスに上った話でした。
では、また。