2016年3月2日_Vol.1
こんにちは。
前回は、メキシコのパレンケ行きのバスが満席で、急遽ベリーズ経由でグアテマラに向かうことにしましたが、バスが出発してからは順調にメキシコの国境まで到着しました。
バスの乗り心地は良かったのですが、あまり眠ることも出来なくて凄く眠いです。
バスで国境を通過するので、ちょうど真夜中に起されるし。。
メキシコの国境での出国手続きは、小さな小屋のような建物の中に係の人が2人いて、旅行者が順番に中に入って手続きをしてもらいました。
ここでは、バッグは持たずにパスポートだけあれば大丈夫です。
私はキューバからメキシコに入国して、メキシコの国境に到着した時点でのメキシコ滞在時間はたったの半日でしたが、メキシコ入国税(出国税?)としてしっかり390ペソ or 25US$(約2640円)取られました。。
(空路で出国する場合は出国税(空港税?)としていくらか取られるようですが、たぶん陸路の場合は出国税は無いと思います。)
メキシコに入国して7日以内に出国する場合は免除になるとか、空路入国だとどうだとか、陸路入国だとか色々な話はありますが、情報が錯綜していてどれが正しいルールなのかがいまいちよく分かりません。
ややこしい。。
ただ、あとから色々と調べてみて、空路で入国した場合の入国税はチケットに含まれてるんじゃないかと。
アエロメヒコ航空の場合、チケットの税金欄にある「UK」という項目が入国税(ツーリズムタックス)にあたるみたいです。
他にも、ユナイテッド航空でペルーのリマからメキシコシティに戻ってくるチケットもあるんですが、それには「Mexico Tourism Tax」と言う表記で金額欄に2460円と書いてありました。
と言うことは、入国税を2重に払ってしまったことになるんでしょうか。
国境の係の人に、「7日以内の滞在だったら免除になるんじゃないの?」って聞いたら、「空路で入国した場合は必ず払う必要がある」との回答だったので素直に払ってしまったんですが、その時にE-チケットを見せれば国境で入国税を支払う必要がなかったのかも。。。
確かに空路で入国した場合は払う必要があるので係の人は嘘を言ってる訳ではないんですが、航空運賃に含まれてるのは当然知ってるはずなので、もし私が国境で払ったお金が入国税(ツーリズムタックス)だったとしたらボッタクリという言葉を使っても間違ってないんじゃないかと思います。
南米から東南アジアに戻る時は、ペルーからメキシコに空路で入ってティファナからアメリカに陸路で抜ける予定なので、その時にE-チケットを見せて免除になるか試してみます。
メキシコの出国手続き後は、またバスで少し走った所でベリーズへの入国手続です。
ベリーズの入国手続には入国書類を書いて提出したんですが、内容としては日本の住所だとか、ベリーズでの滞在場所、滞在日数、滞在目的等と他の国の書類と似たような内容です。
あと、荷物は全部持っていく必要がありました。
私はグアテマラに行くために通過するだけだったのでベリーズでの滞在場所は書かなくて、口頭でもその旨を伝えて問題は無かったんですが、パスポートに押された滞在可能日数がたったの3日という仕打ちを受けました。。。
3日でも問題ないんですが、もし何かトラブったりして数日滞在しなければならなくなる可能性も無くは無いので、こんなギリギリの日数にしなくても良いんじゃないかと思いますよね。
まあいいです。。
あとは、顔写真を撮られて、手荷物の検査をしたら無事ベリーズ入国完了です。
バスターミナルで聞いたら、フローレスまでのダイレクトバスもあると言ってたんですが、別のバスターミナルまでタクシー(7BZ$=約420円)で行く必要があって、バスが何時に出発なのかも分からないので、到着した同じバスターミナルから出発する一般のバスで国境に向かうことに。
国境行きのバスは、目の前でちょうど出発してしまったんですが、30分くらい待って次のバスに乗りました。
地名が全くわからないんですが、フロントガラスの所には、「Belmopan C」と「BENQUE」との表示がしてあるバスです。
オンボロのバスだけど、それ程乗り心地が悪いって訳でもなかったです。
バスは、国境近くまで3時間と言ってましたが、もちろんダイレクトで行く訳じゃなくて途中で何ヶ所かバスターミナルみたいな所に停まるし、他にも小さなバス停だとかで客の乗り降りはありました。
一般バスなので。。。
↓ 途中で留まったバスターミナル。ここで乗ってる人が一気に降りて、他の人達が乗ってきました。
大きなバスターミナルらしき所は、国境近くに着くまでで3ヶ所くらい。
3時間の予定が3時間半で国境近くに到着です。
バスの運賃は、ベリーズシティで乗った時に車内で最後まで払って、全部で9BZ$(約540円)でした。
だけど、乗る前に聞いた時は7BZ$って言ってたと思ったので、もしかしてボラれてしまったかもしれません。
たぶん、7BZ$が正解だと思います。
で、国境近くでバスを降りてからは乗り合いタクシーで10分位の所にベリーズとグアテマラの国境があって、運賃は、3BZ$(約180円)です。
これは、現地の人も同じ額だったので間違いございません。
ただ、何人集まったら出発してくれるのかは分かりませんが、私が乗った時は2人の客だけで国境に向かってくれたので、4人とかだったらもっと安いなんてこともあるかも。。
グアテマラに入国するにあたって、グアテマラの通貨「ケツァル」を手に入れないといけないんですが、ベリーズ出国前にもグアテマラ入国後にも国境の所に両替のおじさんはちゃんといます。
ただ、国境はどこもそうですが両替のレートは悪いので、当面使う分だけ両替しておくのがよろしいかと思います。
ちなみに、この日の両替レートは、
ベリーズ側 1US$=7ケツァル
グアテマラ側 1US$=7.2ケツァル
と、この日はグアテマラに入国してから両替したほうが少しだけ得でした。
大して変わらないレートなので、日によっては逆転してる可能性もあるかもしれませんが、私はこの日、グアテマラ側で両替したので大正解です。
ただし、街中の銀行で両替すれば、この時で1US$=7.6ケツァル前後だったので、一番良いのは街中の銀行での両替です。
↓ 出国審査場はこの建物の中。「Departure Hall」と書いてあります。
ベリーズは、ちょっと前は入国するのにビザが必要で、そのビザ代(約5000-6000円)が高かったので旅行者に敬遠されてたんですが、私が通った時はビザ免除となった後なので入国の時はフリーでした。
が、出国税は払う必要があって、メキシコに続き、ベリーズも1日も滞在していないのに37.5BZ$(約2250円)も払わないと。。
暫らく観光したんだったらそれくらい構わないんですが、たった1日で。。
ベリーズはUS$でも支払えるので、私はドルで支払いました。
↓ 出国審査場の様子。お金さえ払えばあっさりと出国させてくれます。
グアテマラへの入国は、カウンターの所に行ってハンコを押してもらうだけでした。
入国の時に少しお金を取られるとか言う情報もありましたが、私が手続きをしてもらった時は請求はなかったです。
やっぱり、本来は支払う必要はないんですね。
グアテマラ側に入ったら、ティカル遺跡ツアーの客引きだとか、フローレスまでのコレクティーボのお誘いを沢山頂きましたが、結果的には国境でコレクティーボをお願いしていたらかなり割高でした。
私は、国境近くをちょっと見てみたかったのでブラブラと先に歩いて行ったんですが、たまたま乗り場を見つけて、そこでコレクティーボを直接頼んだら30ケツァル(約450円)。
国境で聞いた時は50ケツァル(約750円)だったので、かなりのマージンを取られる事に。
歩いて5分強くらいの場所なので、自分で直接行くほうが良いですね。
↓ 手続きを終えたら、そのまま真っすぐと橋を渡って行きます。
↓ 1本道なので迷うことは無いと思いますが、こんな看板も越えてまっすぐ。
↓ 看板を越えて次(かその次?)のブロックを左折して50m位先の右側です。駐車場みたいな所。
↓ こんな車が何台も停まってました。フローレス(またはサンタエレナ)まで30ケツァル。
私はここから乗って、国境近くをグルグル回りながら他の客を乗せてからフローレスへ出発。
2時間位の道のりです。
このコレクティーボは、現地の住民の足にもなってるようで、道で客を拾ったり降ろしたりでしょっちゅう停車します。
客の乗り降りが激しいので、席を選べるのであれば極力一番後ろの奥側に座ってた方が面倒くさくなくていいかと思います。
↓ 私はサンタエレナに泊まる予定だったので、サンタエレナで降ろしてもらいました。
とりあえず、ティカル遺跡観光の拠点の街までは到着できました。
明日は、ティカル遺跡に行って、明後日はグアテマラシティを経由してそのままケツァルテナンゴ(シェラ)に向かいます。
今日は、かなりの長距離移動で疲れました。
では、また。