マラッカからクアラルンプールに戻りました。
クアラルンプールの一番の有名所としては、やっぱりペトロナスツインタワーですよね。
88階建てで、高さ452m。
2015年現在、ツインタワーとしては、世界で一番高いビルとなっています。
このタワーは、元々は日本のゼネコンの間組（ハザマ）が全て手がける予定だった所を、韓国企業の横槍によって、タワー１だけをハザマが建設することとなりました。
※現在ハザマは、安藤建設と合併し、安藤ハザマとなっています。
ちなみに、タワー１とタワー２を結ぶ連絡橋は、フランスの企業が手がけたそうです。
韓国企業は、当時、技術力がないにも関わらず建設に着手し、日本側の作業を真似たり手抜き工事のオンパレードで、完成時にタワーは微妙に傾いていたという話です。
その上、発注者からは、両タワーを同時に完成させて欲しいという要望を受けていたにも関わらず、フライングで先に完成させてしまったりと、どうなってるの？ と感じてしまいます。
ペトロナスツインタワーを建設した、日本よりも先に完成させた、、、と結果だけをみれば素晴らしいようにも思えますが。。。
これだけ高いタワーが、手抜き工事によって倒れるような事があったらと思うと。。。
倒れたら日本のせいにするのは目に見えてます。。。
当然といえば当然ですが、ペトロナスツインタワー内のテナントも、日本側はほぼ埋まっていますが、韓国側はガラガラだそうです。
正しいかは分かりませんが、日本側が建てたタワーは、90フロア中84フロア使用中で、韓国側が建てたタワーは、90フロア中43フロア使用中との情報もありました。
逆に、43フロアも埋まってるのは、大したものです。
↓ 日が暮れ始めた時のツインタワー。
↓ 薄暗くなってきた時。
↓ もう少しで完全に日が暮れそうな時。
↓ 完全に日が暮れた時のツインタワー。
やっぱり、完全に日が暮れてからの方が、暗闇に浮かび上がるようで綺麗ですね。
次は、ラピドKLクラナ・ジャヤ線というので、パサール・スニ（Pasar Seni）駅に行き、そこから歩いてムルデカスクウェアに行きました。
ムルデカとは、独立という意味で、1957年に当時の首相が独立宣言をした場所として知られてるそうです。
イギリス統治時代の面影があり、多くの歴史的建築物が残されているので、ブラブラと歩いているだけでも楽しめます。
↓ パサール・スニ駅
↓ ムルデカスクウェアに行く途中で、軽く食事をしました。
↓ 具が沢山入っていて、美味しかったです。
スルタン・アブドゥル・サマド・ビルは、イギリスの建築家に設計され、当時は旧連邦事務局でしたが、現在は最高裁判所として使用されているそうです。
↓ スルタン・アブドゥル・サマド・ビル
↓旧市庁舎
↓ 広場横の噴水。水が出てなかったのが残念です。
↓ テキスタイル博物館
↓ テキスタイル博物館入口 
↓ テキスタイル博物館受付
↓ 無料で入れました。
↓ クアラルンプールシティギャラリー
KLセントラル駅の近くに宿泊したのですが、ムルデカスクウェアからの帰りは、そんなに遠くなかったのでブラブラと歩いて帰りました。
見て楽しい所は殆どありませんでしたが、途中でクアラルンプール駅を見れたのは良かったです。
↓ クアラルンプール駅
最後に、クアラルンプール市内を巡回しているバス、GOKLです。
他の国でも、観光名所を廻る2階建てのバスは結構ありますが、このバスは2階建てではないですが無料で利用することが出来ます。
全部で4ラインあって、始発点からずっと乗っていて同じ場所に戻ってきても良いし、好きなバス停で降りるのも自由なので、街中を見て回るのには凄く便利です。
4つのラインは色で区別されていて、バスにも各色が文字で表示されています。
私は、クアラルンプールにはこの時に初めて行ったので、このバスを利用して何周も見て回りました。
GOKLのHP に路線図が載ってるので、興味がある人は見てみてください。
↓ GOKL GREEN LINE
以上、マレーシアの回顧録でした。
