2016年5月9日_Vol.2
こんにちは。
前回は、ボテロ博物館の開館時間になるまでボリバル広場周辺をブラブラとしていましたが、やっと時間になったのでボテロ博物館内に入って行きたいと思います。
この施設は、スペイン語では「Museo Botero」なので、日本語に訳したらボテロ「博物館」だとは思うんですが、ボテロ「美術館」と表記されている場合もあるので、どちらが正しいのかは微妙な所です。
名前から判断すると博物館だし、実際の内容的には美術館とも思えるし。。。
どちらか分からないので、今回はボテロ博物館で統一したいと思います。
この博物館は、芸術家のフェルナンド・ボテロ(Fernando Botero)が、共和国銀行(Banco de la Repblica)へ寄贈した作品群が展示されています。
ボテロ自身の作品に加えて、ピカソ、ルノアール、シャガール、モネ、ミロ、ヘンリー・ムーアと、芸術に疎い私でも知ってるような有名画家の作品も多く展示されていて、かつ無料で入場できてしまうなんてどうなってるの?って感じの博物館です。
全部で208点あって、ボテロ自身の作品が123点、有名画家の作品が85点だそうです。
これほどの作品を寄贈してしまうなんて、ボテロさんは相当の太っ腹です。
入場料が無料なのもボテロ氏の意向なんでしょうね。
写真撮影の規制も全く無くて最高です。
Museo Botero(ボテロ博物館)の施設情報
【住 所】 Calle 11 No. 4-41, Bogota, Colombia
【開館時間】 09:00-19:00(日曜・祝日は10:00-17:00)
【休館日】 火曜日
【入場料】 無料
【URL】 https://www.banrepcultural.org/bogota/museo-botero
↓ 入口を入って行くと中央に大きな手のブロンズ像が。そんなにポッチャリでもないですね。
↓ 館内は幾つもの部屋に分かれていて、有名画家の作品でも間近で見ることが出来ます。
↓ Camille Pissarro / El Louvre, mañana brumosa
↓ Claude Monet / El Geldersekade de Amsterdam en invierno
↓ Pierre-Auguste Renoir / Vera Sergine Renoir
↓ Jean Baptiste-Camille Corot / Gitana con pandereta
↓ 面白い作品もありました。いやらしい目で見ちゃダメですよ。芸術です。
館内の各部屋には係の人が一人ずついるんですが、作品に近づき過ぎないように一応センサーも部屋の隅に設置されてます。
私はたまたまセンサーに気付いたので極端に近くまでは行きませんでしたが、他の人が絵のすぐそばまで行ってしまった時はちゃんとブザーが鳴って係の人に注意されてました。
まさか絵を触る人なんていないとは思いますが、触られてしまう可能性も大いにありますよね。
↓ 部屋の隅に付いていたセンサー。10-15cm位までなら近づけます。。
↓ Pablo Picasso / Arles: el ruedo delante del Ródano
↓ Marc Chagall / El payaso volador
↓ Joan Miró / El disco rojo persiguiendo a la alondra
↓ Pablo Picasso / Hombre sentado con pipa
↓ Pablo Picasso / Cráneo de cabra
↓ Pablo Picasso / Mujer con sombrero
↓ Henry Moore / Dos figuras reclinadas
↓ Pablo Picasso / Mujer reclinada
こうして見ると、ピカソの作品が多いですね。
題名に関しては、絵の横に表示されていた物をそのまま記載していますが、スペイン語で書かれているようなので一般的な題名とは違ってるかもしれません。
日本では美術館なんて全く行かないんですが、こういった有名な人の作品を間近で見るとちょっとは興味が湧いてくるもんですね。
とりあえず今回はここまでで、次回は主役のボテロ作品を紹介していきたいと思います。
では、また。