2016年5月10日_Vol.2
こんにちは。
前回は、ボゴタの旧市街からシパキラにある塩の大聖堂までの行き方を紹介しましたが、今回は塩の大聖堂の中に入っていきます。
この場所は、もともと塩鉱山だった所を教会にしたらしいです。
地下180mの所にあるメインの大きな十字架に辿り着くまでに、メインの十字架も合わせて全部で14のステーションに分かれていて、これはイエスキリストの苦難の道(Via Dolorosa)を表しているそうです。
早く入って見たかったんですが、ガイド付きだったので勝手に入って勝手に見て回ると言うことはできず、次のガイドツアーの11時まで待って皆と一緒に見学です。
↓ 入場口はこんな感じ。入場までもう少し時間があるので待ちます。。
↓ ガイドの人の説明を聞きながら回ります。早口の英語だったので殆ど理解できませんでしたが。。
↓ 各ステーションには塩の十字架があり、照明の効果もあって幻想的な雰囲気。
一番目のステーションには「INRI」と書かれた塩の壁?が。
これは、「IESVS NAZARENVS REX IVDAEORVM」の略で、「ユダヤ人の王ナザレ人イエス」と言う意味だそうです。
私は全く知りませんでした。。。
第二ステーション以降は塩でできた十字架がずっと続くんですが、十字架の種類は大きく分けて2種類あって、塩自体が十字架になってるものと、塩の壁に十字架をくり抜いて十字架を表現したものがありました。
写真は順番に撮っていったつもりなんですが、もしかして間違ってる所もあるかもしれませんが、、、全部で14ヶ所のステーションがあったのは間違いないと思います。。(たぶん)
特に、1番目のINRIの所は、もしかして十字架もあったのかなぁと後からちょっと思ってます。。
間違ってたらすみません。
↓ で、最後にメインの第14ステーション。縦16m、横10mの大きな十字架です。
↓ 照明の色も変化していって、色によって色々な表情を見せてます。
ここで、ガイドの人から問題が出ました。
この十字架は塩で出来てるのか、空気(くり貫いてある十字架)で出来てるのかどちらでしょうか。
この位置からじっくりと見てみましたが、私は塩で出来てる十字架だと思いました。
正解は空気で出来た十字架でした。
近くで見るとよく分かりますが、遠くからだと全くわかりません。。



ここも凄く不思議な場所でした。
私は言われるまで気付かなかったんですが、囲いの内部には水が溜まっていて、下に映しだされているのは天井なんです。。
暗い上に照明にも照らされてるので分かり辛かったんですが、くぼみではないんですよ。
言われてからもじっくりと見てみましたが、上手いこと出来てるなぁって感心しちゃいました。
↓ これも凄い。塩の彫刻。かなり細かい作品です。完成までどの位かかったんでしょうか。
行きは無かったと思うんですが、入口を入ってすぐの所のアーチに各国の国旗が映しだされてました。
日本の国旗もちゃんとあったので記念に写真を撮ってきました。
一通り見終わったので外に出ました。
↓ 帰り道に見た景色。高い所から街を見下ろせるのでいい景色です。綺麗な建物が多いですね。

バスターミナルの人にバスを教えてもらって「BOGOTA PORTAL」って書いてあるバスに乗り込みました。
バスターミナルには各バスの窓口みたいのがあったので、そこでチケットを買うのか聞いてみたらバスの中で払えばいいらしいです。
帰りも同じく4800ペソ(約182円)。
帰りはボゴタに近づいた所で渋滞にはまって1時間20分くらい掛かってしまいましたが、そんなに遅くもならずに宿まで戻ってくることができました。
片道3時間くらいかかるのでちょっと大変でしたが、十分に日帰り出来る場所なので、ボゴタを訪れた時は是非見学に行くことをお勧めします。
以上、シパキラにある「塩の大聖堂」に行った話でした。
では、また。