2016年2月15日_Vol.3
こんにちは。
今日は、前回紹介した、レックスホテルから歩いて10分弱の所にある「モンカダ兵営博物館」です。
1953年7月26日に、カストロ率いる革命軍がこのモンカダ兵営への奇襲攻撃を仕掛けますが、この時は失敗に終わり、約120名いた革命軍の内の半数にあたる61名のメンバーが銃撃戦や拷問によって命を落としてしまったそうです。
レックスホテルに泊まったアベルサンタマリアもその内の一人。
カストロも逮捕されてしまいましたが、恩赦により釈放されメキシコに亡命しています。
その後、ゲバラを含む革命軍がグランマ号で上陸し、数年の年月を掛けてとうとうキューバ革命を成し遂げることとなりました。
このモンカダ兵営への奇襲攻撃こそがすべての始まりと言われていて、7月26日はキューバの革命記念日です。
↓ 建物には、当時の銃撃戦の凄まじさがよく分かる銃痕が至る所に。
博物館の奥は学校になっていて、建物の正面には大きなグラウンドがありました。
私だったら、以前銃撃戦のあった場所で勉強するっていうのも複雑な心境ですが、キューバの子供達はどのような気持ちなんでしょうか。
↓ 7月26日学校(Ciudad Escolar 26 de Julio)。
引き続き、ブラブラと散策します。
↓ 昨日も見ましたがカストロの肖像。夜にはライトアップされてます。
↓ 内部は改装中なのか閉めてしまうのかは分かりませんが、工事中です。
↓ マルテ広場。昨日は日曜日で賑やかでしたが、平日だと人もまばら。
↓ マルテ広場前のジャズクラブ。やっぱり夜の方が雰囲気がでます。
↓ ホテルカサグランダのルーフガーデン。眺めが綺麗みたいです。
↓ カサ・デ・ラ・トローバ(Casa de la Trova)に行ってみました。
昼過ぎから何組かのメンバーが演奏していますが、22:00から始まる演奏は一段と素晴らしいです。
二階で演奏されていて、客席も一階の席の何倍もあるので十分座れるのかと思ってたら、ちょっと遅れて行ったこともあって座る場所を探すのが大変なほど人でいっぱいでした。
以上、モンカダ兵営博物館でした。
キューバ革命の始まりの地を実際に見る事ができて勉強になりました。
モロ要塞の写真を紛失してしまったのは残念でしたが、今日はモロ要塞とモンカダ兵営博物館、カサデラトローバと観光することが出来て充実した一日でした。
明日も丸一日残っているので、サンティアゴ・デ・クーバの街を散策してみたいと思います。
では、また。