2016年5月26日_Vol.1
こんにちは。
今回は、パネシージョの丘にある聖母像(女神像?)の所まで登ってきた話です。
パネシージョの丘と言うと、私の中では昔見た映画のイメージが凄く強くて、聖母像(女神像?)も映画に出てきていたのをよく覚えています。
映画の中ではエクアドルのキトでは無くて架空の国として登場していましたが、当時はエクアドルに行く機会があるなんて思いもしませんでした。
プルーフ・オブ・ライフと言う題名で、メグ・ライアンとラッセル・クロウが出演していた映画です。
このパネシージョの丘に登る途中では強盗が多発するらしいので注意しないといけないんですが、数日前に警官の人に聞いた時は昼間なら階段で登って行っても大丈夫と言っていたのでそれ程深刻なものでも無いんじゃないかと思います。
でも、夕方から夜に掛けては警官の人も危ないって言ってましたが。。
私は、一般のバスで登って見ようかと思います。
↓ 南米でよく見掛けますが、インスタントコーヒーが瓶ごと出て来て自分で入れます。
↓ 上のチーズ入りパンとコーヒー + チキン、卵、サラダ、ライス、ジュースで1.75ドル(約200円)。
食事も済んでバス乗り場を探したんですが、聞く人によって「あっち」って言ってみたり、「そっち」って言ってみたりで、本当にバス乗り場を知ってるのか疑わしい感じ。。
言われるままにあっち行ったりそっち行ったりでどんどん坂を登って行ったんですが、パネシージョの丘の聖母像からは遠ざかって行っていて、階段で登っていった方が早いんじゃないかって感じでした。
↓ 途中で通った所。これが何処だかは忘れてしまったんですが、まだ登り始めの所だったと思います。
この坂の所で待ってればバスが来るよって言われて素直に待ってたんですが、20分位待っても来なかったので歩いて上まで登る決心をしました。。。
ちょっと歩いた所で、広場の所にいた人に頂上に行くにはどっちへ行けば良いかを聞いてる時に、丁度バスが横を通ってその人がバスを止めてくれました。
歩いて行くよりバスのほうが断然早いのでラッキーです。
↓ 頂上への道を聞いた所。すぐ横の道にバスが通りかかりました。


↓ 下からは細部は見れませんが、近くからだと顔までちゃんと見えます。
↓ 聖母像の上に登れるので登ってみます。入場料は1ドル(約112円)。
↓ 途中の階には模型が展示してありました。ステンドグラスも綺麗ですね。
↓ こんな感じで、クレーンを使って各パーツを組み立てて行ったみたい。
↓ 外側のパネル。パネルを何枚も貼付けてあるので、外から見ると線のような模様があるんですね。
↓ 上に登った所から見上げた聖母像。これ以上、上には行けませんでした。
↓ 市街から見る聖母像も良いけど、聖母像から見る市街も綺麗です。

途中で小学生くらいの子供達が集団で登ってきたんですが、一人、聖母像の端っこを座った状態で這いつくばりながら一周していく男の子がいました。
初め何をしてるのかと思ったら、どうやら高所恐怖症だったみたい。
何で高所恐怖症なのに上に登ってきたかも、何で怖がりながらも聖母像を一周してたのかもわからないんですが、一周し終わったらあっという間に階段で下に降りて行ってしまいました。
先生か友達に、一周だけして帰って来いって言われたんでしょうか。。?
多分、景色なんて全く見てないんじゃないかと思います。。。
パネシージョの丘に登って、やる事と言えば聖母像に登って景色を見る位しかないんですが、たったそれだけの為でも上まで登ってきて良かったです。
聖母像も美しいし、聖母像からの眺めも最高です。
帰りは下り坂だけなので、バスは使わずに階段を降りていくことにしました。
↓ 聖母像の脇に降り口があるので、階段をどんどん降りて行きます。
↓ 途中にはこんなボロ屋もありましたが、危険という雰囲気では無かったです。
↓ アーチの建物もあって綺麗な眺めです。坂が多いのもよく分かりますね。
階段を降りている最中は殆ど人に会わなかったので、もし強盗にあったらどうにも出来ないかもしれません。
コロンビアのメデジンで「貧困層が多い地区なので危ない場所」と言われてるケーブルカーの下を歩いた時は、人も沢山いたので全く危険という雰囲気はありませんでしたが、このパネシージョの丘は人がいない分ちょっと危ないのかも。
とは言っても、雰囲気的には危なさそうな感じはしなかったし、警官の人も昼間なら大丈夫って言っていたので大丈夫だとは思いますが。。。
どうなんでしょう?
とりあえず、私は強盗にも遭わずに生きて戻ってくることができました。
以上、パネシージョの丘で聖母像に上ってきた話でした。
では、また。