こんにちは。
昨日に引き続き、カンボジアのプノンペンにある「S21(トゥールスレン)」に行った時の話です。
↓ 以前の投稿はこちら。
海外旅行回顧録_カンボジア その4_トゥールスレン虐殺犯罪博物館
ポルポト率いるクメール・ルージュによる拷問_トゥールスレン博物館
A棟・B棟がある方の中庭は、数年前に来た時と比べて少し小奇麗になった気がしましたが、C棟・D棟の方はすっかり変わってしまってました。
立派な記念碑ができていて、その周辺には収容所内で命を失った人達の名前が刻まれた石がずらっと並んでいます。
この記念碑は、ドイツ政府による資金援助によって建てられたそうです。
↓ 刻まれた文字の通り、決してこれらの犯罪を忘れてはいけません。
↓ こちらはレンガではなくて木製の独房ですが、一段と狭い部屋です。
↓ 拷問器具。背後の絵のように、仰向けに固定されて水責めでの拷問みたいです。

重苦しい雰囲気の中での見学も終えて帰ろうとした所で、出口に向かう途中に数少ない生存者の中の一人の方がいらっしゃいました。
以前来た時に同じようにいたのかどうかは記憶の片隅にすら残っていないのですが、、、今回の旅行ではバッチリと記憶に残りました。
凄く優しそうなお爺さんで、自分の体験を綴った本だとかを売ってました。
施設内の見学中は沈んだ気持ちになってしまいましたが、帰り際に生き延びた方を見ることが出来て、多少は気分が和らいだようい思います。
犠牲者の方がまだ生存してるという事は、そんなに遠い過去の話ではないと改めて実感しました。
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