こんにちは。
数年前にカンボジアのプノンペンにある「S21(トゥールスレン)」に行った時の話を以前しましたが、今回の旅行で再度訪れてみました。
↓ 以前の投稿はこちら。
海外旅行回顧録_カンボジア その4_トゥールスレン虐殺犯罪博物館
トゥールスレンとは政治犯収容所の事で、この収容所の他にもプノンペン市内には数か所の政治犯収容所があったらしいです。
収容所内では理不尽な尋問や拷問が行われて、合計で14000~20000人の収容者の内、生きて戻ってこられたのはたったの8人だけとの事。。。
収容者のほぼ全員を殺してしまうなんて、人間とは思えない残虐ぶりです。。。
しかも、遺体を埋める場所が無くなったら、処刑・埋葬場所を キリングフィールド に移してまで処刑を続けてます。。
前回は、全く初めて行ったので独特の雰囲気に圧倒されてしまいましたが、今回は2回目と言う事で心に余裕を持って観てきました。
前回行った時は入口が中央にありましたが、入口の場所が変更になってました。
以前の入口も一応あるんですが、門が閉まっていてもう使用されてません。
↓ バイクで行きましたが、駐輪場もちゃんとあります。1000リエル(約30円)
↓ 入場料3$(約350円)。日本語は無いですが、オーディオガイド付きだと6$。
以前の記憶も薄れて来ているので思い違いかもしれませんが、中に入ってみたら中庭の雰囲気がかなり違ってるように感じました。
↓ なんか小奇麗になったように思えますが気のせいでしょうか。。?

建物の中に入って行くと、実際の死体の写真だとか収容者の顔写真、拷問の様子を描いた絵だとか沢山展示されているし、老朽化した建物の中で床に処刑された時に付いたと思われる血糊だとかもあって、かなり重い雰囲気になってしまいます。
↓ 簡素な鉄製のベッドの上で手足を固定されたまま殺されてます。
↓ これが上の写真の実際のベッド。。。死体のあった部屋です。。。

↓ 3人のクメールルージュの女性にポンプの修理方法を教育してる様子。


トゥールスレン_数少ない生存者 Mr. Bou Meng に続きます。