シェムリアップには、アプサラダンスを楽しみながら食事が出来るレストランが沢山あって、私も以前シェムリアップに行った時に見に行ってきました。
アプサラダンスは、カンボジアの伝統舞踊で、「天女の舞」という意味だそうです。
この天女は、インドの神話に出てくる天女「アプサラス」が語源になったと言われていて、アンコールワット遺跡のレリーフにも数多く残っています。
ポルポト政権下で、知識人に対する大量虐殺が行われた話を先日しましたが、当時、このアプサラダンスの踊り子も処刑の対象となり、大部分の踊り子や先生が殺されてしまったそうです。
骸骨がいっぱいのキリングフィールド
トゥールスレン虐殺博物館
この弾圧によって、振付を記した書物も消失してしまったため一時は絶滅の危機に陥ったようですが、生き残った先生や踊り子によって1990年頃から伝統継承が再開されたおかげで、現在もアプサラダンスを見ることが出来ています。
ほんと、ポルポトはとんでもないです。
さて、私が行ったレストランは、「SOPHEA ANGKOR PICH Restaurant」というバイキングレストランで、国道6号沿いのカンボジア民俗文化村とシヴォタ通りの間くらいにあります。
料金は忘れてしまったのですが、他のレストランと同様12US$前後だったと思います。
カンボジアの物価からしたら高いのですが、十分に納得できる料金だと思いますよ。
↓ 食事の様子。ブッフェ形式なので、好きなだけ食べられます。
アプサラダンスは、手と指の動きに特徴があって、タイのダンスに似ているような気がしました。
どちらも素晴らしいダンスなので、一度は見てみる価値はあると思います。