1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

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2017年1月23日_Vol.2

こんにちは。

前回は、プラハから鉄道に乗って世界遺産の街クトナーホラへ。

クトナーホラ駅に到着してから、トボトボと「聖母マリア大聖堂」まで歩いて行った話をしました。

今回は、聖母マリア大聖堂の目と鼻の先にある「セドレツ納骨堂」を見学した話をしたいと思います。

 

セドレツ納骨堂

納骨堂と言えば、通常、骨壺に入れられた骨が安置されている場所で、遺族でなければ足を運ぶ事なんてないですよね。。。

でも、このセドレツ納骨堂は、遺族とは全く関係のない旅行者が数多く訪れる場所なんです。

何故かというと、納骨堂内の装飾品を全て人骨を使って作ってしまったという、、、言い方は悪いですがテーマパークのような。。。

模型の骸骨や骨ではなくて、実際に亡くなられた方の人骨ですよ。。

カンボジアのプノンペンでも キリングフィールド という場所があって、タワー内に多くの骸骨が積み上げられている光景を見て衝撃を受けたことがありましたが、このセドレツ納骨堂は遊び心満載で楽しい???場所。。

多くの旅行者が訪れる意味がよく分かります。。

さて、何でこんなに多くの人骨がこの納骨堂に集まったかと言うと、1278年にセドレツ修道院の修道院長であるハインリヒと言う方がエルサレムに使節として派遣されました。

で、このハインリヒさんが帰還する際に、イエスキリストが十字架に磔(はりつけ)にされたとされる「ゴルゴダの丘」の土を持ち帰ってセドレツ修道院の墓地にまいたんですが、ゴルゴダの丘の土がまかれた墓地だけに神聖な場所として有名になり、この墓地周辺だけではなく中央ヨーロッパ等々の広範囲の人達から埋葬依頼が殺到したそうです。

ペストの大流行やフス戦争(ヨーロッパで起こった宗教戦争)での死者等、多くの遺体がセドレツ墓地に大集合。

そこまではまあ商売繁盛で良かったのですが、月日が流れて15世紀初頭に墓地中央に教会が建設される事に。

教会の敷地に埋められている人骨が掘り起こされて教会の地下部分に移動されました。

それ以来ここを納骨堂として利用することになり、教会の完成後も墓地の規模縮小のため教会の敷地とは関係のない場所にある骨も掘り起こされて納骨堂へと移動して行ったそうです。

さらに月日が流れて19世紀。

教会がシュヴァルツェンベルク家によって買い取られ、何を考えたかこのシュヴァルツェンベルク家は、ある木彫家に人骨を使った内装の装飾を依頼したんだそうです。

現在に至る。。。

何も知らなければ「素晴らしいテーマパークを作ってくれてありがとう」、、、と思ってしまう人もいるかもしれませんが、遺族の方の立場に立ってみると何とも。。。

 

セドレツ納骨堂の場所

セドレツ納骨堂は「Kutna Hora hl.n.」駅から約1.2km歩いた所にあります。

駅から歩いてきて、聖母マリア大聖堂のある道の角を曲がってから200m程度です。

プラハから鉄道で来たら「Kutna Hora hl.n.」駅に到着するので、地図を確認しながらブラブラと歩いて行けば簡単にたどり着けるんじゃないかと思います。

 

↓ セドレツ納骨堂の場所はこちら。

 

↓ 角を曲がってから少し歩くとこんな感じにセドレツ納骨堂が見えてきます。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

↓ 入場料は、納骨堂単体だと90コルナ(約405円)ですが、その他の場所とのセットチケットだと割安に入場できます。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

※ 2019年現在、私が購入した時よりもセットチケットの料金が上がっているようです。

※ 最新情報は【セドレツ公式ホームページ】より確認してください。

 

↓ 納骨堂のすぐ横にあったレストラン。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

↓ 納骨堂の入口正面側に回って中に入って行きました。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

セドレツ納骨堂の内部を見学

敷地の中に入るだけなら入場料は掛からなくて、チケットは納骨堂の入口を入った所で購入することが出来ました。

 

↓ 上の写真の門をくぐった所がこちら。正面の建物の入口から中に入って行きます。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

↓ 私が購入したのは、セドレツ納骨堂、聖母マリア大聖堂、聖バルバラ教会の3か所に入れるチケットで185コルナ(約832円)でした。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

↓ いきなり人骨の装飾でお出迎えです。。入口横にチケットを売ってくれるおばちゃんが座っていて、その先は地階になってました。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

↓ こんな感じに、骸骨と骨でうまい具合にデザインされてます。くどいですが本物ですよ。。。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

↓ 地階に降りて入口側を振り返った写真はこんな感じ。至る所に骨が飾られていました。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

↓ 山積みにされてる骸骨も。。装飾品としては約1万人分の人骨ですが、納骨堂内には4万~6万人程度の人骨が納められているそうです。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

↓ これは、シュヴァルツェンベルク家の家紋だそうです。お見事。。。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

↓ 骨製のシャンデリア。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

↓ 綺麗に並んだ骸骨が骨をくわえています。。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

↓ アップで見るとこんな感じ。だんだん慣れてきて、作品の素晴らしさが分かってきました。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

↓ キリスト像の周りにも、もちろん骸骨さんが並んでいます。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

↓ ショーケースに並べられた骸骨。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

↓ 骸骨がそこら中にあって、色々な所から見られているような感じ。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

↓ 装飾の制作を行った「フランティシェク・リント」氏のサイン。骨で書いちゃいました。。1870年制作です。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

納骨堂内はそれ程広くないので一通りさっと見るだけであれば30分もあれば十分ですが、私はじっくり見ながら写真を撮ったりしていたので、もう少し時間が掛かって見学終了しました。

 

納骨堂の外は墓地

先ほどお話した通り、ここは、もともと墓地だった場所に教会が建てられたので、教会の周辺には現在も墓地が残っています。

骸骨を見た後に墓地の中を歩くのも気味が悪いですが、折角なので見学させてもらう事に。

 

↓ 教会をバックに墓地が広がってます。墓地の中に残れて嬉しいのか、装飾品として飾られているのが羨ましいのか。。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

↓ 沢山の墓石が並んでます。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

↓ 墓地内はこんな感じ。チェコ  1万人の人骨が舞う!!セドレツ納骨堂の骸骨アート【チェコ】

 

一日に数万人分の人骨を見たのは初めてです。。

骸骨マニアの方には最高の場所なんじゃないでしょうか。

マニアじゃなくても、プラハからも気軽に行ける場所なので是非セドレツ納骨堂を見学しに行ってみてください。

次回は、引き続き、クトナーホラの街を散策した話です。

では、また。


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