2016年8月24日_Vol.1
こんにちは。
2016年最後の投稿です。
長期での旅行を初めてからちょうど1年。
今回の旅行は残すところ2週間あまりとなってしまいました。。
1年はあっと言う間ですね。
去年の年越しは旅行をスタートしたばかりで、フィリピンに向かう飛行機の中での年越し となったのが懐かしいです。
今年の年末は陸地で年を越せそうで、ベトナムのホイアンでの年越しとなります。
ただ、、、ベトナムの中部は、現在雨季で毎日雨・雨・雨。。。
日本への帰国はカンボジアのプノンペンからのフライトで、当初はカンボジアでゆっくりとしてから日本に帰ろうかと思ってたんですが、ベトナム中部(フエ・ダナン・ホイアン)にはずっと行ってみたいと思っていたので、予定を変更して雨季のベトナムに飛び込んでみました。
フエで2泊して、本日(31日)ホイアンに移動してきたので今日で3日目ですが、まだ一度も太陽の光を浴びていません。。。
日本の梅雨のようにずっとシトシトと雨が降っていて、時折強く降ってみたりと外歩きが凄く面倒くさいです。
でも折角来たので頑張って観光しないといけないし。。
天気予報では暫く雨が続くので、今年の初日の出は間違いなく見れないし、2017年に初めて見る太陽もだいぶ先になりそうです。。。
では、本題に入って、今回はジョグジャカルタにある「ボロブドゥール遺跡」に行ってきた話です。
ボロブドゥールは世界三大仏教遺跡で、他の二つの内の一つは誰でも知ってる「アンコール遺跡群(カンボジア)」(もしかしてアンコールワット単体?)、そしてもう一つが「バガン遺跡群(ミャンマー)」と言われてます。
どちらも凄く有名な遺跡で、それと並んで三大仏教遺跡にランキングされてるので、ボロブドゥール遺跡がどれほど偉大な遺跡なのかが分かるんじゃないかと思います。
ちなみに、アンコール遺跡群とボロブドゥール遺跡は世界遺産に登録されていますが、バガン遺跡群は三大仏教遺跡でありながら世界遺産には未だ登録されていません。。
ウィキペディアによると、
ミャンマー政府の、バガンをユネスコの世界遺産として登録しようとする試みは失敗に終わった。
これは、国家平和発展評議会 (SPDC) が、近代的な建材を使用して修復したためと、その後軍事政権がゴルフコース、南西のMinnanthu近郊には高さ61mの展望台を建てたためと言われている。。
引用 – Wikipedia
となっています。
世界遺産に登録される条件はいろいろとあるんですね。
とりあえず、今回行ってきた「ボロブドゥール遺跡」に関しては、「ボロブドゥール寺院遺跡群」の中の一つとして1991年に世界文化遺産登録されています。
遺跡群だったり遺跡だったりとややこしくて、両方とも同じ名前の遺跡・遺跡群なので適当に表記しちゃうとどちらの事なのか訳が分からなくなってきますが、何となくそんな感じの世界遺産・世界三大仏教遺跡、、、と理解していただければ。。。
間違ってたらすみません。。
ボロブドゥール遺跡はジョグジャカルタの中心地からそれほど遠くなくて、日帰りで十分いける距離にあります。
一般的には旅行会社のツアー(たぶん送迎だけ?)に参加して行くんですが、今回、私は一般のバスを利用して行ってみました。
結果的には、ツアー料金は非常に安く設定されているので、私が行った行き方だと面倒くさい割には割安感は少なかったです。
もちろん、お金うんぬんじゃなくて、自分でバス乗り場まで行ってバスを探したり、ツアーにはない現地にたどり着くまでの過程を楽しむことが出来たので、その点に関して私的には良かったかなと。
あとツアーで行くと時間制限もあるので、自分のペースで自由に見て回るってことも出来ないですよね。
料金的に多少高くなってしまって見学時間に制約はあるけど楽に観光を出来るのがいいか、苦労して辿り着いて自由に見て回れるのが良いか。
どっちもどっちですかね。
ジョグジャカルタ中心地からの行き方を簡単に説明すると、トランスジョグジャと言うバスに乗って「ジョンボール(Jombor)」駅、または「ギワンガン(Giwangan)」駅まで行って、そこからボロブドゥール(BOROBUDUR)行きのバスに乗り換えて1時間程度でボロブドゥールのバスターミナルに到着します。
ちなみに、私がボロブドゥール行きのバスに乗ったのはジョンボール駅からです。
(このボロブドゥール行きのバスの始発は6時で、その時間にジョンボール行きのバスに乗るにはトランスジョグジャが運行してない時間に出発しなければならなくて、しょうがなくバイクタクシーを利用して向かいました。)
ボロブドゥールのバスターミナルでは、バスを降りた途端にベチャ(自転車タクシー)のドライバー達が大量にたかってくるので、それに乗って遺跡まで向かっても良いし、歩いても10分~15分もあれば着いてしまうのでそんなに遠くない場所に遺跡はあります。
私はもちろん歩きました。
↓ ジョグジャカルタ駅からジョンボール駅への地図。(トランスジョグジャはもっと違うルートを走ります。)
↓ 旅行会社のツアーだとこんな料金。ボロブドゥールだけだと65000ルピア(約520円)。
私は、とりあえずジョンボール駅に行くために、ジョグジャカルタ駅の前あたりからバイクタクシーに乗りました。
ジョグジャカルタ駅からジョンボール駅までは約5kmで、初めバジャイと言う三輪タクシー(トゥクトゥクとかオートリクシャーみたいの)に料金を聞いてみたら50000ルピア(約400円)と。。
ツアーに参加してたら65000ルピア(約520円)で行けたので、バジャイに50000ルピアも払ったらあっと言う間に赤字だなぁと思いつつ値引き交渉をしてみても30000ルピア(約240円)にするのがやっと。。
最終的には、たまたま通りかかったバイクタクシーにも料金を聞いてみたら、20000ルピア(約160円)でOKと言ってくれたので利用しました。
ボロブドゥール行きのバスは、予定通り6時頃に出発です。
このバスは20000ルピア(約160円)で乗れたんですが、現地の人はもっと安い運賃で乗ってるらしいです。
私がバスの中で観察していた感じだとボロブドゥールまで2区間あるようで、各区間で5000ルピア(約40円)くらいしか払ってないように見えました。(たぶんです)
もし見間違ってなかったら、2区間で10000ルピア(約80円)が正規運賃なのかなぁと。
まあしょうがないです。。
↓ ターミナルに着くと、こんな人たちが走ってバスの出口の所に集まってきます。
バスを降りた正面が食堂になってるので、その裏側にある道路に出るために食堂の横を進んで行きます。
↓ 道路に出て右側を見た写真。写真の左側には市場がありました。
↓ 左側を見た写真。こちらの方向へ10-15分位まっすぐに歩いて行きます。
↓ インドネシア人と外国人のチケット売り場は別れていて、これはインドネシア人用のチケット売り場。
一般チケットは6時以降の入場ですが、サンライズ見学で6時前に入場したい場合はサンライズチケットを買う必要があるようです。400000ルピア(約3200円)。
6時前に入れる入場券+コーヒーか紅茶のドリンクサービス+お土産も付くらしい。
↓ 2日間有効のボロブドゥールとプランバナンのセットチケット(6時以降入場)があるので私はこれを買いました。
↓ コンビチケット。32US$を当日のレートで換算したルピアで支払います。この日は416000ルピア(約3328円)でした。
ちなみに、ボロブドゥール遺跡の入場料だけを買いたい場合は、20ドル(この日の換算では260000ルピア(約2080円))。
プランバナン遺跡の入場料だけを買いたいのであれば、18ドル(この日の換算では234000ルピア(約1870円))となってます。
コンビ(コンボ?)チケットであれば32ドル(416000ルピア(約3330円))なので600円ほどお得です。
有効期限は2日間だけですが、2日間で両方とも見学する予定の人は迷わずコンビ(コンボ?)チケットを買った方がよろしいかと思います。
※ どちらも2016年8月現在の入場料金です。
あと、チケットの料金はドルベースらしくて、当日のレートでインドネシアルピアに換算して支払うみたい。
という事は、インドネシアルピアでの料金はどんどん変化していくので、およその料金はドルで考える必要があります。
例えばコンビチケットは32ドルなので、2017年1月2日現在であれば、ドルが117円とすると約3744円。
現在は8月に比べて円安(ドルに対して)になってるので、日本円で旅行する人は去年の8月の段階よりももっと高くなってしまったんですね。
私が行った時でさえ高いと思ったのに。。。
↓ 入場前にコーヒーか紅茶のサービスがあるので、まずは一服。
以上、ボロブドゥール遺跡まで一般のバスで行った話でした。
ジョンボール駅までのバイクタクシーが20000ルピア、ジョンボール駅からボロブドゥールバスターミナルまでが片道20000ルピア、ジョンボール駅からの帰りはトランスジョグジャを使う予定で、それが3500ルピア。
合計すると63500ルピアで(約508円)往復できることになります。。。
辛うじて旅行会社でのツアーよりも安いです。。
早朝に行くのでなければ行きもトランスジョグジャを利用してさらに16500ルピア安くはなりますが、それにしても18000ルピア(約144円)の違いなので、現地での見学時間の自由がきかなくても構わないって人は、やっぱり旅行会社のツアーを利用した方が良いかもしれません。
ボロブドゥール遺跡を見学した話は次回に続きます。
では、また。