2016年8月1日
こんにちは。
今日はグアダルーペ寺院に行った話です。
グアダルーペ寺院は、キリスト教三大奇跡の一つ「聖母マリアの出現」の場所です。
ちなみに、キリスト教の三大奇跡とは、全て「聖母マリアの出現」だそうで、現れた場所は以下となります。
- 1531年12月9日 グアダルーペ(メキシコ)
- 1858年2月11日 ルルド(フランス)
- 1917年5月13日 ファーティマ(ポルトガル)
メキシコに現れたのが一番最初なんですね。
メキシコに現れた時は、テペヤックの丘に礼拝堂を建てる事を司祭に伝えるよう先住民のフアン・ディエゴにお願いしましたが、司教は一介のインディオのそんな話を信じませんでした。
まあ、当然と言えば当然です。
で、今度は、ファン・ディエゴに丘の上に咲いている花を摘んで司教に見せるように指示します。
この時は12月だったので、季節がら花なんて咲いてるはずがなかったんですが、そこにはバラの花が咲いていたそうです。
ファン・ディエゴは、その花をマントに包み司教に届け、司教のもとでマントを開くとマントに聖母マリアが現れました。
その奇跡を見た司教は、聖母マリアの話を信じて礼拝堂建設を行ったという事です。
実話なのか伝説なのかは分かりませんが凄い話ですね。
では、実際にグアダルーペ寺院を私が訪れた時の話です。
グアダルーペ寺院の近くにはメトロの駅があったので、私はイダルゴ駅からメトロに乗って行きました。
目指す駅は「La Villa Basilica」と言う駅なんですが、イダルゴ駅から行く場合は一回乗り換えが必要です。
まず、イダルゴ駅から3号線に乗って「Deportivo 18 de marzo」駅(5駅目)まで行ってから、6号線に乗り換えて「La Villa Basilica」駅(隣の駅)へ。
乗り換えの時も案内表示がちゃんとあるので、それほど難しくもないと思います。
↓ 無事に「La Villa Basilica」駅へ到着しました。
↓ 旧聖堂が地盤沈下で傾いてきたため新聖堂が建てられたそうです。
↓ 内部はこんな感じ。ちょうど説教が行われていて沢山の人がいました。

↓ 実物の「グアダルーペの聖母(奇跡の布)」も見ることができました。
↓ 右側の建物が旧聖堂ですが、目で見ても傾いてるのがよくわかります。


↓ 聖堂内にあった像ですが、傾きに合わせて建てたのか土台が斜めに加工されてます。



↓ 礼拝堂内を見学して下って行ったら、途中で人だかりがありました。
↓ 水の中に皿のような物があって、コインを投げて上手く皿の上にのればいいみたい。
メキシコシティの中心部からはちょっと離れてますが、メトロで簡単に行けるので是非一度訪れてみることをお勧めします。
ちなみに入館料とかもなくて、全て無料でした。
以上、グアダルーペ寺院を見学した話でした。
では、また。