こんにちは。
2016年10月12日の朝にアグラからバラナシに到着して、バラナシには10月27日までの16日間滞在しました。
半月以上と言う長い期間でしたが、バラナシでは毎日観光をしていた訳ではなくて、ほとんどの日がダラダラとしていただけです。。
なので、毎日の観光を日ごとに綴る事が出来ませんので、バラナシに関しては全体を通した項目ごとにご紹介したいと思います。
今回は、仏教4大聖地の一つ「サールナート」です。
2回に分けてご紹介しますが、今回は前編としてサールナートにある各国の仏教寺院を見学した話をしたいと思います。
仏教4大聖地「サールナート」
行き方
ガイドブックによると、メインガート近くのゴードリア交差点からオートリキシャで往復300~400ルピー(約465円~620円)程度で行くことが出来るそうですが、いつもの如く経済的な乗合リキシャを利用しました。
宿の人に行き方を聞いたら、オートリキシャを3台乗り継ぐ必要があるけど、往復100ルピー(約155円)位で行けると教えて貰いました。
教えてもらったルートは、
- ゴードリア交差点からべニアバーグ(Benia Bagh)へ。(10ルピー)
- べニアバーグからパンデイプール(Pandeypur)へ。(30ルピー)
- パンデイプールからサールナートへ。(要交渉とのこと)
教えて貰った通り、ゴードリア交差点から乗合リキシャに乗るつもりで、べニアバーグ行きのオートリキシャはどれか聞いてみたら、「べニアバーグならすぐそこだから歩いて行きな。たった5分だよ。」と言われてしまいました。。
普段は乗りたくもないオートリキシャからバンバン声が掛かるのに、こちらが乗りたいと言う時は「歩け」と言われて、インド人なのに商売っ気がないんだなぁと思いながらも言われた通り歩いて行きました。
どこがべニアバーグなのかも分からずに、途中で何回か道を歩いてた人に場所を聞きつつ、やっとパンデイプール行きの乗合リキシャ乗り場にたどり着いたけど、たぶん10分以上は歩いたんじゃないかと。。
ゴードリア交差点からパンデイプールまでのルート。(もしかしたら違うルートを通ってるかも。。)
べニアバーグからは問題なく乗合リキシャが拾えて、宿の人に30ルピーと言われてたので30ルピーでOKか聞いたら大丈夫だったので乗せて行って貰ったんですが、パンデイプールに到着した時に他の人が払ってる運賃を横から見ていたら20ルピーしか払ってない。。
なので、私も知らんぷりして20ルピーだけ払ったら気付かずに受け取って貰えました。
↓ 乗合オートリキシャ。運転手の横に1人しか座ってないけど、多い時はドライバー含めて4人座るのが普通です。
↓ オートリキシャを降りた所。結構栄えてる所で、店も沢山ありました。サールナートへは高架下を右方向に進みます。
サールナートまでの乗合リキシャに運賃を聞いたら、全くぼったくる様子もなく10ルピー(約15.5円)と。
距離的には約5kmで、ゴードリア交差点からパンデイプールと同じくらいあるんですが、乗合いとは言え10ルピーと言うのは随分と安かったです。
フィリピンのジープニーも似たような運賃で、こんな運賃でよく利益が出せるなぁと思っていましたが、ジープニーよりも乗車定員の少ないオートリキシャなのにこんな安い運賃で乗せていたら、ほとんど慈善事業に近い状態じゃないかと思ってしまいます。
結果として、歩いた区間もあったけど、全行程でたったの30ルピー(約47円)でサールナートまで来れてしまいました。。(全部でで10km位の距離)
ただ、3~4人のグループで行くのであれば、オートリキシャで往復送迎して貰った方が良いかもしれませんね。
チケット売場
サールナートのダメーク・ストゥーパを敷地内で見学するためのチケットは、考古学博物館のすぐ前にあるチケット売り場で購入します。
ダメーク・ストゥーパを見学しに行く前に、まずは周辺にある色々な国の寺院を見に行きました。
↓ 寺院に向かってる途中にあったお土産物屋。「鹿野苑ブッディストセンター」「幸子のおみやげ店」だそうです。
ムールガンダ・クティー寺院(Mulgandha Kuti Vihar)
まずは、ムールガンダ・クティー寺院へ。
この寺院内には、日本人画家が仏陀の生涯を描いた壁画があります。
↓ これが日本人画家の書いた壁画です。言われないと日本人が書いたと分からないような画風ですが、全部の壁に描かれてあって素晴らしいです。
中華佛寺(Chinese Buddhist Temple)
続いて、中国の寺です。
先ほどのムールガンダ・クティー寺院もそうでしたが、寺院に入るための入場料はなくて無料で自由に入れました。
↓ 門を通り過ぎた所はちょっとした庭のようになってました。これは門の方向を向いて撮った写真です。
日月山法輪寺(Japanese Temple)
次は、我らが日本の「日月山法輪寺」と言う、何て読むか分からないお寺です。
↓ 綺麗に整備されていて、この写真だけ見るとインドとは思えなくて日本にいるみたい。
↓ 建物の中の様子。正面では仏像が気持ちよさそうに寝てました。
暫く日本に帰っていないので、インドで日本の雰囲気を味わえたのは嬉しかったです。
チベット僧院(Tibetan Monastery)
今回最後は、チベット僧院です。
チベットには一度も行った事がなくて、今のところ行く予定もないので、ここでチベットの雰囲気を味わって帰りたいと思います。
↓ 入口を入った所はこんな感じ。ここの寺院も綺麗な造りです。
↓ 奥には大きな仏像があって、その前には見たことがある人の写真が飾ってありました。
↓ 立った状態から前に倒れるようにして、下の写真の体勢になってました。何度も、何度も。
とりあえず今回はここまでで、次回はタイの寺院とメインのダメーク・ストゥーパを見学に続きます。
では、また。