2016年7月1日
こんにちは。
前回は、コパカバーナの街を散策した話をしました。
湖畔をブラブラしてると嫌でもすぐ横にある小さな丘が目に入ってしまいますが、丘の頂上にある十字架が気になってちょっと登ってみることにしました。
地図で見ると「Cerro Calvario」と書いてあるので、どうやらキリストが磔刑になった「カルヴァリオ(ゴルゴダ)の丘」のようです。
登る前は、そんなの全く知りませんでした。。。
↓ チチカカ湖を歩いてるとすぐ隣に見えるこの丘に登ってみました。湖は左側。
↓ 「Bienvenidos al Calvario(ようこそカルヴァリオへ)」と書いてあります。
大して急じゃない坂なので「楽勝だね」って思う方が多いかもしれませんが、ここコパカバーナは標高3800m前後の街なのでちょっとした坂を上るだけでも死にそうになります。。
日本では、主に登山をする人くらいしか標高を気にする事はないと思うし、実際に標高の高いところがどれほど苦しいのかを体験した人も少ないんじゃないかと思います。
日本で一番高い山が富士山の3776mで、3776mの地点まで行けるのかはわかりませんが、仮に3776mの場所まで行ったとしてもコパカバーナの標高以下の場所なんですよね。。。
過去のブログでも標高の高いところがどれほど苦しいかを何度か書きましたが、何度でも書きたくなるくらい苦しかったです。。
写真で見ていると、暑さ、寒さも含めて表面的にしかその場所を理解できないので、今回色々な国を実際に長期で旅行してみて、写真では見えない部分を体験できて本当によかったです。
↓ この程度の坂なんですが、40代の私にとってはまるで壁をよじ登ってるような感覚。。
↓ 途中にお土産物屋も。残念ですが、あまり売れそうな商品はありませんでした。。
↓ 左下あたりにアーチが見えますが、たったこれだけ登っただけでも息切れが。。
↓ 中間点よりは下だと思いますが、ちょっとした景観スポットがありました。
↓ 湖が一望できます。凄く良い眺めで疲れが半分だけ取れました。
↓ アップで撮ったら屋根の上に人が沢山乗ってました。気持ちよさそうですね。
登り口からずっと十字架が並んでて、これはイエスキリストの苦難の道(Via Dolorosa)を表しています。
十字架にはそれぞれ番号が振ってあって以前ボゴダで見た「シパキラ塩の大聖堂」のと同じじゃないかと思います。(間違ってたらすみません。。)
↓ 湖側だけじゃなくて陸側もよく見えて、こちらも湖に負けないくらい綺麗な景色。
↓ とうちゃーく。こんな低い丘を登っただけですが達成感がありました。
中間点からの眺めも素晴らしかったんですが、頂上からだとさらに素晴らしい景色です。
私はどちらかと言うと感情の起伏が少ない方なんですが、そんな私でもこの景色にはちょっと興奮してしまいました。
360度見回せて、どこを見ても絶景。
皆さんも是非「死ぬまでに一度は行きたい場所」に入れてあげてください。
↓ 私的にはこの部分の景色が一番綺麗に思えました。実際はもっと綺麗です。
↓ この景色のお陰で、私のドス黒い心もすっかり浄化されたような気分です。
↓ 湖の目の前にあるレストラン。屋根の上に席があって気持ちよさそう。
↓ アルパカ君が写真撮影に応じてくれました。彼はアルパカで間違いないと思います。
↓ 暫く湖畔をブラブラしてたんですが、チチカカ湖のサンセットも凄く綺麗でした。
雲が湖に覆いかぶさるようになってて、その後ろを太陽が沈んでいったので、まるで湖が燃えてるような光景でした。
丘の上から夕陽を見てみたい気もありましたが、暗くなって丘に登ってるとちょっと危険かもしれませんね。。
たぶん真っ暗闇になるので、強盗がでる可能性も。。
チチカカ湖からの帰りにメルカド周辺をブラブラしていて、以前食事をしたメルカド前の食堂の2階にゲームセンターがあったのでちょっと覗いてみました。
私はゲームは極稀にしかやらないんですが、外国には日本製のゲーム機が並んでる事が多いので、ゲーム場があると覗いてみたくなってしまいます。
↓ ゲーム場は楽しい所なんですが、人が少なくて照明も暗いと寂しい気持ちに。。
丘の上に行くのは凄く疲れましたが、素晴らしい景色を見ることが出来て気分の良い一日でした。
暫くコパカバーナでノンビリとする予定なので、もう一度くらいは丘に登ってみたいと思います。
今日はこれでおしまいです。
では、また。