2016年6月17日_Vol.2
こんにちは。
前回は、ペルーのプーノからバスで国境越えをしてボリビアのコパカバーナという街に移動してきました。
プーノもコパカバーナもチチカカ湖沿いにある街で、国は違いますがお隣同士みたいな。
ただ、隣と言ってもチチカカ湖は凄く大きな湖なのでかなりの距離はあるんですけどね。
コパカバーナには11時40分くらいに到着したんですが、これはペルーの時間。
ペルーからボリビアに来た場合は、時差が+1時間あるのでボリビア時間では12時40分になります。
ここを経由したのは「太陽の島」に行ってみたかったからで、13時半の太陽の島ツアーの出発時間まではあと1時間もありません。
プーノからコパカバーナへの移動はネット上の情報では3時間位だそうです。
朝の7時のバスに乗る事になっていたので、ボリビアには11時ころ(ボリビア時間)には着くかと思ってたんですが甘かったです。
バスの出発が1時間も遅れるし、移動時間も3時間40分程度と予想よりも時間が掛かってしまいました。。
コパカバーナでは1泊だけの予定だったので、宿は適当にバスを降りた所の近くにあった「Hostal GABRIEL」と言う所にすぐにチェックインして、両替後に軽く昼食を食べてから太陽の島行きのボート乗り場に向かいます。
ボート乗り場に向かう途中の旅行会社でツアーの料金を聞いたんですが、数軒聞いてどこも30ボリ(約480円)との回答。
乗り場の所で直接買うのが一番安いかなと思って乗り場の所で購入したんですが、ここもやっぱり30ボリで値切りも全く相手にしてくれなかったです。
どこも30ボリで協定を結んでるんでしょうか。
独占禁止法違反で訴えないといけませんね。
↓ ボート乗り場の真ん前にあったチケット売場で買いましたが、他と同様に30ソルでした。
↓ こんなボート。モーターが2基付いてるので早そうなんですが。。
太陽の島までは意外と時間がかかって、1時間半くらいボートに乗ってました。
見た目的にはまともなボートなのにスピードは遅かったですね。
本当にスピードが出ないのか、省エネ運転?なのかは分かりませんがノンビリと。
↓ 湖畔沿いにホテル(ゲストハウス?)も並んでいて、どうせなら泊まってみたかったです。
ボートに1時間半以上も乗っていたのに、ここでの観光時間はたったの50分しかありません。。
50分後にもう1か所の場所にボートで移動してから、そこで少し観光をしてコパカバーナに戻るらしいです。
半日がかりのツアーですが、殆どがボートでの移動時間なんですね。。
他にも別料金を払って、ボートが次に行く場所までガイドと一緒に歩いて行くっていうのもあったんですが、自分の好きに見学したかったのでそれには参加しませんでした。
ガイド付きだと追加で35ボリ(約560円)らしいので、ボートの往復と合わせたら65ボリ(約1040円)と、それなりの料金になってしまいます。
ちなみに、ガイド料には入島料も含まれているそうです。
↓ 階段を上っていく途中に水場がありました。ここで手を洗いましたが冷たくて気持ちよかったです。
階段はこんな感じで、日本にあるんであれば普通に長いただの階段なんですが、このチチカカ湖は標高3800mくらいの所にあるので、ちょっと登っただけでぜぇ~ぜぇ~言っちゃいました。
高度に慣れれば多少は楽にはなるんでしょうが、私はまだこの標高での生活は数日だけだったのでかなり苦しかったです。
2000mクラスの標高の街とは全然違いました。
何度もブログ内で書いてるんですが、標高の高いところで慣れるまでの間は、無理した旅行計画を立てないほうが身のためだと思います。
↓ ちょっと上っては休んで、また上る。の繰り返しでした。かなり疲れます。
↓ 上るのは疲れるんですが、上に行けば行くほど景色も綺麗になっていきます。
↓ 綺麗な湖。ちょうど雲もなく快晴だったので一段と湖が綺麗に見えます。
↓ リャマとアルパカの区別がイマイチ分かってないんですが、これはリャマで間違いないと思います。
↓ まだまだ坂は続きます。。帰りの時間も考えないといけないので頂上までは行けそうもない。。
結局、たったの50分だけじゃ少ししか上れませんでした。。
時間配分としては30分上ったら下りてくるようにしたんですが、30分上り続けた訳ではなくて、息苦しくて休んでる時間の方が多かったかも。。
2時間くらいフリータイムがあれば丁度良かったんですけどね。。。
↓ 下りる時は予想よりも早くて、出発時刻の5分以上前に乗り場に着いちゃいました。
格好良い帽子ですね。
独特な服装にこういった帽子をかぶっていて、「チョリータ」と言う愛称で呼ばれている先住民の女性です。
ペルーにも多いそうですが、ここボリビアではもっと多いみたい。
ラパスでは、「チョリータプロレス」っていうのがあって、この衣装を身にまとってプロレスをする人達がいるんですよ。
チョリータって言うのは女性を指す言葉なので、女子プロレス。
男性との対戦もあるけど本格的なプロレスではなくて、プロレスと言う名のショーなんだって。
ラパスに移動したらチョリータプロレスは絶対に観に行こうと思ってるので、後日ブログ内で紹介したいと思います。
↓ ボートで少し行った所にある遺跡。ここでも15分くらい見学する時間がありました。
遺跡を見学した後は、またスピードの遅いボートでゆっくりと走ってコパカバーナに戻ってきました。
太陽の島ツアーは、私個人の意見としては、あまり面白くなかったです。
無駄に時間だけ掛かって、実際の観光時間が短すぎます。
現地での景色だとかは素晴らしくて楽しめたんですけどね。。
当日中に戻ってくるんじゃなくて、島で一泊して翌日の朝に戻ってくる計画の方が良かったかも。
ボートがもう少し早く進んで、片道1時間の移動時間で観光は2時間と言うツアーだったらちょうど良いんですけどね。
時間に追われて頂上まで上れなかったのはかなり残念。
↓ コパカバーナのチチカカ湖の真ん前には、沢山の食堂がズラッと並んでます。
↓ かわいい。これはアルパカでしょうか。フカフカの毛ですね。
↓ ペルー側のチチカカ湖と同じく、ここにもスワンボートがありました。
↓ コパカバーナは小さな街ですが、ちょっとブラブラしてみました。
↓ ボート乗り場から坂を登っていく道沿いは、観光客目当てのレストランだとかが沢山。
↓ ボート乗り場からずっと真っ直ぐ進んでいくとあるコパカバーナ大聖堂。結構大きいです。
↓ 大聖堂の前には公園があって、中央に誰かの銅像と胸像がありました。
↓ 路上のパン屋さん。豪快な売り方をしてますが、1個0.5ボリ(約8円)と安い。
もしプーノから移動してきた当日中に太陽の島を観光できなかったら明日行こうと思ってたんですが、時間ギリギリではありましたが間に合ったので明日の朝にはこのままラパスに移動します。
ペルーに入ってからずっと移動の連続ではあるんですが、次に予約してあるメキシコへのフライトは7月29日にペルーのリマからなので、とりあえずボリビアを回ってからペルーのクスコでゆっくりとしたいと思ってます。
なので、後で日程が詰まらないように、しばらくは移動、移動、移動になりますが頑張ります。
↓ ラパス行きのバスチケットはこの店で買いました。25ソル(約400円)。
バスチケットを買った後は街中をブラブラとして、暗くなってきたのでまた湖畔方面に行ってみました。
↓ 夕日が没む所で、綺麗な空の色です。実際はもっと明るかったかも。。
↓ 昼間とは全く違った景色。おんぼろカメラしか持ってないのが残念です。。
↓ 盗難にあった身として贅沢は敵なんですが、久しぶりにピザが食べたくなったのでこの店に入りました。
↓ レストラン内はこんな感じ。一人ぼっちで入るのがもったいない。
↓ 使ってるのかは分かりませんが、ピザを焼く釜らしき物もちゃんとあります。
↓ テーブルの中央にはキャンドルがありますが、一人だと逆に虚しかったです。。
レストランの雰囲気は良かったんですが、味の方は普通。。
もちろん不味くはないけど、それほど美味しくもなかったです。
昼過ぎに宿にチェックインしてから太陽の島に行ったりしていたのでずっと外にいたんですが、やっと部屋に戻ってきました。
泊まった所は、ボート乗り場からコパカバーナ大聖堂に真っ直ぐ行く道沿いにあって、ちょうど両者の中間くらいでしょうか。
ホスタル・ガブリエル(Hostal GABRIEL)って所です。
初め30ボリ(約480円)と言われたんですが、値切って25ボリ(約400円)になりました。
個室のツインベッドで、温水シャワーとトイレも部屋内に付いてます。
インターネットは部屋でもちゃんと繋がって、特別スピードは早くはありませんが普通に使う分にはストレスなく使えました。
↓ 部屋内はこんな感じ。2人で泊まったら多分料金は少し高くなるんじゃないかと。
↓ 電気シャワー。他の宿でもそうですが、ここも温かいお湯で使うには水量は少なくないとダメです。
一泊するだけだったのでどうでも良かったんですが、シャワーとトイレも付いていて意外と快適。
ただ、夜の11時前くらいになって急にインターネットが繋がらなくなったので宿の人に聞きに行ったら、コパカバーナでは夜になると自動的にネット回線は切れるんだとか言われました。。。
一瞬で嘘なのは分かってしまったんですが、何で切るのか意味がわかりません。
ボリビアでは、夜にインターネット(モデム or ルーター)の電源を切る宿が多いとの事だったので、チェックインの時にインターネットは24時間使えるかどうかを確認したにも関わらずですよ。。
調べ物をしていたので、もう少しだけ使わせてって言ってもダメの一点張りで、使いたければそこにインターネットカフェがあるから行ってきなとか言われました。。
コパカバーナでは夜になるとネット回線が自動で切れてしまうのにねぇ。
しばらく電源を入れてくれるようにしつこくお願いしていたんですが、ちょうど息子らしき高校生くらいの男の子が帰ってきて、その男の子にネットが繋がるようにしてってお願いしたらすぐに電源を入れてくれたので良かったです。
まさか電気代の節約の為に電源を切るんじゃないだろうし、ボリビアのネット代は高いんですかね??
いろいろと調べたい事もあったんですが、引き続きちょっとだけ調べ物をしてから止めて寝ときました。
↓ 翌朝に撮ったホスタル。右側が入口、左側には小さな店があって宿の人は普段ここにいます。
8時に出発のバスでラパスに向かいます。
バス乗り場は宿のすぐ近くだったので、7時半過ぎに宿をチェックアウトしました。
私がチェックインした時はおじさんが対応してくれてお金も先に払ったんですが、チェックアウトの時はおじさんはいなくて、おばさんにチェックアウトする旨を伝えてからバス乗り場に向かおうとしたら、
「お金」。。。と言われてしまいました。
「昨日おじさんに払った」と言って外に出ようとしたら「ちょっと待て」と。。。
おじさんに電話して確認し始めました。
今まで泊まってきた他の宿では、お金を払ったか払ってないかの問題の時は、こちらが払ったって言えばたいてい「あっそ」で終わってしまうんですが、このおばちゃんはなかなかやりますね。
まあ、確認してくれれば払ったのはわかるので良いか、と思ったら、「払ってないって言ってるから払って」、、、と。。。
で、今すぐおじさんが来るからちょっと待ってろと言われたんですが、バスの時間ももうすぐだし。。。
払わないなら警察に一緒に行ってもらうとか言い出すし、完全に犯罪者扱いでした。。
本気で言ってるのか、昨夜のインターネット回線の件を根に持ってるのかは分かりませんが、とりあえずおじさんが来るのを待つしかない。
おじさんが来てから、「昨日チェックインした後に、両替に行ってからちゃんと店の中で払ったでしょ!」と言ったら思い出したような感じだったので、たぶん本当に忘れてたみたい。
疑惑が晴れたので、今度こそバス乗り場に行こうとしたら、今度は、「昨日沢山インターネットを使ったからあと5ボリ(約80円)」だって。。
いい加減、馬鹿かこいつと思ってしまいました。。
「そう言うのは前もって言わなければダメだし、インターネットは24時間使えるって言ったのはおじさんでしょ!」って言っても「そんなのしらん」的な態度で引き続き請求してきます。
宿代を支払ったレシートを貰ってればそのまま気にせずチェックアウトして出て行っちゃうんですが、払った証拠がないだけに、そのまま強引にバス乗り場に向かったら「金も払わずに逃げた」とか言われて本当に警察沙汰にされそうな勢いだったので、時間も無かったししょうがないので5ボリ払いました。。
金額の問題じゃなくて、そんな人間に余計な金を絶対に払いたくなかったんですが、状況が悪かったのでしょうがないです。。
もう絶対にホスタル・ガブリエルには泊まりません。
チチカカ湖沿いのプーノとコパカバーナでは嫌な宿が2軒続いてしまいましたが、次のラパスではいい宿を見つけてちょっとゆっくりしたいと思います。
今回はここまでで、次回はコパカバーナからラパスへのバス移動です。
では、また。