2016年10月10日_Vol.2
こんにちは。
前回は、早朝にジャイプルを出発してインド鉄道でアグラ・フォート駅まで移動した話でした。
アグラ・フォート駅に到着後は、世界遺産「タージマハル」の近くまで移動してからホテル探し。
駅から移動した時にはサイクルリキシャに乗ったんですが、タージマハル西門から少し離れた所までしか入れないらしいんです。。
途中で降ろされて、西門まではすぐだったけど、西門から安宿が固まってる辺りまでは更に200-300mくらい歩きました。
まあ、大した距離ではないんですが、せっかくなら近くまで行って欲しいですよね。。
アグラで宿探し
サイクルリキシャを降りた後は、一人でトボトボと歩いて宿探しです。
タージマハル
↓ タージマハルの西門入口。他にも東門、南門と合計3か所の入口があります。
↓ 昼過ぎの時間帯ですが、かなりの行列ですね。。外国人は、別の列から入れるんじゃないかと思います。
↓ 一番左に外国人専用の売場があるので、インド人の列に並ばずこちらに来ればすぐに購入できます。
入場チケットは、日本人であれば1000ルピー(約1550円)です。。。
結構高いですね。
以前はもっと安かったらしいんですが、最近はインド中の観光地の入場料がどんどん値上げされてるようです。。
1000ルピーは2016年10月現在の料金で、さらに値上げされて行くんでしょうかねぇ??
ちなみに、このタージマハルは料金が3段階に別れていて、インド人、SAARC(南アジア地域協力連合)とBIMSTEC(ベンガル湾多分野技術経済協力イニシアティブ)の国々、その他の地域の外国人となってました。
インド人は40ルピー、SAARCとBIMSTECの国々の人は530ルピーです。
まあ、しょうがないですね。。
※ SAARC & BIMSTEC : バングラディシュ、ネパール、ブータン、スリランカ、パキスタン、モルディブ、アフガニスタン、タイ、ミャンマーの9か国(+インド)
↓ 入場料500ルピーでADAチケットが500ルピーです。ADAチケットは、同日中であれば他の施設でも利用できるようです。
アグラでの宿を決定
タージマハルの西門を横目に、もう少し先にある安宿街へ歩いて行きました。
道沿いに何軒か安そうな宿が並んでるので、どれにしようか考えながらブラブラとしていたら、そこそこ立派なホテルの前にいた人が「シングルルーム300ルピーだよ」と声を掛けて来たので、早速部屋を見せてもらう事に。
ホテルの内部はちょっとごちゃごちゃした感じで、綺麗なホテルとは言い難かったですが、安く泊まれるのは有難いのですぐに決めてしまいました。
写真は撮り忘れてしまったんですが、ベッドとベッド横に人が一人通れる程度のスペースがあるだけの部屋。。
一応シャワーとトイレも付いていたので、寝るだけなら良いかなと。
寝るだけ寝るだけと言いつつ、いつもこんな独房のような部屋に泊まってますね。。
↓ 私の泊まったホテルはこちら。ガイドブックにも載ってるホテルです。
Hotel SHAHJAHAN
↓ 改装した感じで綺麗なんですが、私の泊まった部屋は未改装でボロボロのドアでした。。
↓ ホテル内には1階と3階にレストランがあります。タリーもたいして高くない料金で食べられます。
↓ 屋上からは、一応タージマハルを見ることが出来ました。(左上の白いやつ。)
次の鉄道チケットを手配
アグラの次はバラナシに移動予定です。
当初の予定ではアグラに2泊してから移動しようと思っていましたが、タージマハル周辺が予想以上に何も無くて退屈そうだったので、予定を早めて翌日の朝にタージマハルを見学した後に、夜の列車でバラナシに移動する事にしました。
タージマハルの他にも、アグラ城だったり、周辺には観光スポットはあるようですが、私はとりあえずアグラではタージマハルが観れればいいかなと。。
鉄道チケットの手配は、宿泊してるホテルで聞いたら既定のチケット代+200ルピー(約310円)で手配できるそうですが、周辺には旅行代理店が沢山あったので暇つぶしに聞いて回ってみました。
何軒か聞いた旅行代理店では、手数料は凄く安く(70ルピーとか)言ってくるんだけど、鉄道の運賃に謎の料金が上乗せされてたりして、結局150~200ルピー以上はコミッションを取られてるような感じの店ばかり。。
その中で、「BRUNO TOURS & TRAVELS」と言う所は、店内に日本人の書いた紙が貼ってあって、沢山の日本人が利用してるようでした。
ただ、ここも、表面的には良心的な手数料でしたが、やはり手数料の他にも謎の料金が上乗せされてる旅行会社。。
極端に高い手数料でもないので、嘘はつかずにキチンと手数料を提示すれば良いのになぁとも思いますが、やっぱり他の代理店に合わせて商売しないと客が流れて行っちゃうんですかねぇ??
謎の料金を指摘してみたら、「席を特別に用意してもらうからワイロが必要なんだ」とか言ってました。。
人間的には、凄く親切な人達なので残念です。
↓ 「この旅行会社は素晴らしいですよ」とか、日本人が書いた紙。ここが素晴らしいかどうかは、自分で判断した方が良いと思います。。
次に「SHIV TRAVELS」というところ。
これも、数軒しか回ってない中での話なので、ここが良いのか悪いのかの判断はできません。
対応してくれたのは、若くて、知的な雰囲気の男性だったんですが、鉄道運賃とは別に払う手数料が150ルピーだけと言ってたけど、やっぱり別に謎の料金が。。。
どこも同じです。。
なので、初めから200ルピー程度は手数料として払うつもりでいた方が良いかもしれませんね。。
鉄道のチケットには運賃がちゃんと書いてあるので、その運賃+手数料の150ルピーしか払わないけどそれで良いか聞いてみたら、やっぱりダメと。。
ダメな理由は、前の店と同じくワイロを支払うからと。。。
何で旅行代理店が鉄道のチケットを買うのにワイロが必要なんだと聞いても無駄でした。。
チケットはネット上で買うのでワイロなんて必要ないはずなんですけどねぇ。。
しまいには、「お前は、元々買う気がないのに冷やかしで来てるんだろ」とか、「お前が日本人だから冷静に話してやってるが、もしインド人だったらとっくに追い出してる」とか言われて「買うのか買わないのかハッキリしろ」と決断を迫られてしまったので、もちろん買わずに店を後にしました。
私が勘違いしてるだけかもしれませんが、表面的な手数料だけ安い店ほど別の所でぼったくってる可能性があるので注意した方が良いです。
冷やかしのつもりは全くなくて、200ルピー以下の手数料であれば買うつもりではあったんですが、怪しい店ばかりだったので面倒くさいけどアグラ・フォート駅まで買いに行くことにしました。
チケットを買いにアグラ・フォート駅へ
↓ 乗合オートリキシャに乗ってアグラ・フォート駅へ。20ルピー(約31円)。駅前ではパレードのような物が。
↓ 大音量で音楽を掛けながら、沢山の人が列になって歩いてました。
駅では何の苦も無く、もちろんワイロも必要なくチケットを購入する事が出来ました。
今回は、スリーパークラス(エアコンなし寝台車)です。
もし予定が決まっているのであれば、移動してきた時に駅で買っておくのが一番良いですね。
↓ 乗合タクシー乗り場に行く途中にあったアグラ城。中には入りませんでしたが大きな城です。

宿の周辺をブラブラと散策
バラナシ行きの鉄道チケットも手配できたので宿周辺を散策です。

↓ 飲み屋横丁のような雰囲気でもありますが、普通の道でした。もちろん、怪しいお姉ちゃんが立ってたりもしません。。
今日の夕食
↓ 宿の近くにあった「TREAT」と言うレストランで夕食を食べる事にしました。
↓ 狭いスペースに椅子とテーブルが並んでるだけでしたが、他に客がいなかったので快適。
↓ テラス席から見るライトアップされた通りが美し、、、くはないですね。
↓ オムライス。70ルピー(約109円)。何でインドでオムライス?と言うと、他の人の旅行記に影響されてみました。
↓ ラッシー。25ルピー(約39円)。両方とも美味しかったです。
今日は、バラナシ行きの鉄道チケットを買うのに少し手こずってしまいましたが、騙しの手口のさわり部分だけでも体験出来て楽しかったです。
明日は、早朝から世界遺産のタージマハルを見学しに行こうと思います。
では、また。