2016年7月17日
こんにちは。
今日は早朝に出発してレインボーマウンテンと言う所に行ってきました。
「レインボーマウンテン」は日本語に直訳すると「虹山」ですが、名前の通り虹のように色とりどりで綺麗な山なんです。
このツアーが開催されるようになったのは最近らしくて、何で今までツアーが無かったんだろうって感じ。
個人でひっそりと楽しんでいた場所なのか、それともツアー自体はあったけど人気が無かったのか。
凄く綺麗な所なので人気が無かったって事は考えづらいんですが、何か別に事情があったんでしょうね。
で、レインボーマウンテンへのツアーの申し込みは、今回もマチュピチュ遺跡に行ったときに水力発電所までのシャトルバスの手配でお世話になった「AMERICA EXPEDITIONS」と言う旅行代理店。
店舗の場所だとかに関しては【こちら】の投稿に書いてありますのでご覧ください。
ただ、この「AMERICA EXPEDITIONS」さん、以前お願いしたシャトルバスの手配の時はやらかしてくれました。。
私は3泊4日でマチュピチュ観光に行ったので、帰りのシャトルバスは行きに乗った日付の4日後に利用する予定だったんですが、何を血迷ったか3日後に予約してあったらしくて、私が帰る時には名簿上に名前がありませんでした。。
チケットにはちゃんと4日後の日付が書いてあったので、ひと悶着あった後にちゃんと乗って帰ることは出来たんですが、シャトルバスに乗る順番は後回しにされてしまってかなりの時間をロスする結果に。。
本来であればそんな初歩的なミスをするような旅行会社にもう頼みたくないんですが、客引きのお兄ちゃんの人柄が憎めないような感じで、またこの会社で申し込んじゃいました。。
ネットでチェックした最安値と思われる料金をこちらから提示して、「この料金になるんなら申し込むけど、どう?」って言ってみたら、何の駆け引きもなくあっさりと「大丈夫だよ」と。。
すっ呆けたような感じの男だけど、悪どい客引きの人達と違って少しでも高い料金で買わせるような感じではなくて、ここまでなら安くできるという料金内であればすぐにOK出しちゃうような。
都合の良い人って意味ではないけど、面倒臭くなくて良いです。
90ソル(約3020円)でレインボーマウンテンへの入場料(10ソル)も含まれてるのでかなり安かったんじゃないかと思います。
この料金には、往復の送迎、朝食・昼食、ガイド料、入場料が含まれているので、ツアーに出発してしまえば自腹で何か払うってことは何もありません。
ツアーの大まかな内容は、
- 朝の3時20分頃に宿でのピックアップ(徒歩)。
- アルマス広場に待機していたシャトルバスに乗ってレインボーマウンテンへ。
- レインボーマウンテン到着前にグループ全員での朝食。
- 8時過ぎにトレッキング開始。
- 9時過ぎに入場チケット売場に到着。
- 11時頃に山頂到着。
- 12時頃に下山開始。
- 14時頃に登山口に到着。
- 15時頃に昼食を食べてから帰路へ。
- 18時半頃にクスコに到着。
でした。
服装に関しては、山登りではあるんですが重装備は全く必要ありません。
普通の靴に普通の服装で、標高が高い所なので寒さ対策だけしておけば問題ないかと。
私は パーカーにダウンジャケット、手袋をしてちょうど良かったです。
ただ、早朝は凄く寒かったけど、歩いてる最中は日差しが出てきて逆に暑いくらいなので、あまり着込みすぎても脱いだ時に荷物になるかも。
山頂ではちょうど曇っていたこともあって凄く寒かったです。
少し雪も降ってたし。
寒かったり暑かったりでなかなか難しいですね。
あとは水は必須で、朝食の後は夕方まで歩きっぱなしなので、お菓子なりパンなり、軽く食べるものを持っていけばひもじい思いをしなくて済むかと思います。
サングラスもあった方が良いかも。
↓ クスコからはこれに乗っていきました。一応メルセデスベンツ。
↓ 全部で50人くらいのグループでしたが、私達の車が一番に着いたので揃うまでかなり待ちました。。
↓ 食事はこんな所で食べます。パンに卵にドリンク(コーヒー、ホットチョコレート、お茶)の軽い食事。
↓ トイレ内はこんな感じ。木に小さな穴が空いてるだけなので。。。
↓ 大量のアルパカ達。写真を撮っていたらチップとか言ってたけど気付かない振りをしてやりました。
↓ 殆どがなだらかな道なんですが、それでも標高の高い所なので凄く疲れる。
↓ ちょっと急な坂になると、ゆっくり歩いていても呼吸がみだれて大変。
このツアーの本来の目的はレインボーマウンテンを見ることなので、高地でのトレッキングに自信がない人には馬に乗って登るというオプションも付いていました。
予めツアーに馬の料金まで含まれているところもあるようですが、私達のツアーは馬に乗りたければ別料金で70ソル(約2350円)だそうです。
これは言い値なので、交渉すればある程度は値引きをしてくれるんじゃないかと思います。
70ソルはちょっと高すぎですね。
↓ 素晴らしい眺め。南米はどこに行っても景色の良いところばかりです。
ここでまたトラブルが。
と言うか、行きのバスの中ですでに分かっていた事なんですが、また手配ミスで旅行会社の「AMERICA EXPEDITIONS」からガイドグループに渡ってる情報では入場券は別での手配になってたそうです。。
色々な旅行会社からの混載ツアーで、ガイド側としては旅行会社からの指示が入場券別になってればその指示に従うしかないので、ガイドに対して文句を言う訳にもいかず八方ふさがりの状態。
また旅行会社に確認してもらうにしても、早朝だったので営業時間外だったし。。
この会社で手配した他の女性2人も入場料込みなのに入場料別で手配されていたそうです。
2度も連続でミスされるのはさすがにイラっとしますね。
とんでもない会社です。
中にはこのツアーが終わった後に、その足でどこかへバス移動っていう人もいるかもしれませんが、そういった場合はここで立替えてしまったら旅行会社に出向いての回収は不可能になってしまいます。
日程に余裕が無い人は、入場料込みのツアー料金だったとしたら、その料金から10ソル値引いてもらって自分で入場料を支払うようにした方が無難かも。
私は運良く次の日もクスコにいる予定だったので、この場では立替えておいて旅行会社に返金してもらいに行きます。
↓ 念のため10ソルの入場料を払った証明をガイドさんに書いてもらいました。
ここにも簡易トイレがありましたが、日が昇った後はシルエットが丸見えなので女性はちょっと恥ずかしいかも。
欧米人ならそんなのは気にしないかもしれませんが、日本人女性はどうなんでしょう。。
↓ 歩いてる途中にあった石積み。小さいものも含めてそこら中にありました。
↓ 写真で見る限りはすご~くなだらかなんですが、こんな道でも凄く疲れます。。
歩いてる途中には、所々で馬に乗らないかって声をかけてくる人がいたんですが、私もちょっと乗ってみたい気持ちはあったので料金を聞いてみたら値切って15ソル(約500円)にしてくれたので乗ることにしました。
あとちょっとの距離だったんですけどね。
山の上までは馬では登れないので、山の手前の所までです。
↓ 馬に乗った時の眺めはこんな感じ。一番奥に見える中央の山がゴール地点です。
馬に乗れば楽だろうなと思ってましたが、上下の揺れが意外と激しくて想像以上に疲れました。
馬も高地を歩いてるからなのか、暫く歩いたら急に立ち止まって大きな声で「ぜぇーぜぇー」言っていて、私の体重が重いのをちょっと反省したり。。
15秒くらいで回復してまた歩き出すんですが、馬でもそんなに疲れちゃうもんなんですね。
↓ 小川があるので、馬はここまでしか歩けないのでここからは自力で。正面の山の上頂を目指します。
↓ ここを登ります。山頂まで行くと標高5100mだそうです。富士山は軽く超えちゃってますね。
↓ 一息には登り切れずに、休み休みゆっくりと登ってやっと山頂に到着。
↓ ど~んとレインボーマウンテン。何でこんな色になるんですかね。凄く綺麗。
某アジアの大国であればペンキで色を塗りかねないですが、このレインボーマウンテンは正真正銘天然の色です。
何でこんな色になったかガイドの人が説明もしてくれて、一度この辺りが水没しただか、ミネラルがどうのとか言ってたように聞こえたんですが、よく理解できませんでした。。。
理由はどうあれ、こんな景色を見れて嬉しいです。
↓ 周りの山も、赤かったり緑だったり、絵画をみてるようです。
↓ 雪に覆われてる白い山も良いけど、やっぱりカラフルな方が良いですね。
↓ 1時間近く山頂付近で見学していて、時間になったので下山していきます。
↓ サボテン。初め綿かと思って触ってみたらトゲがありました。
↓ 帰りは2時間弱で登山口に到着。待機していたシャトルバスに乗り込みます。
登山口から車で10分くらいの所にある、朝食を食べた所と同じ食堂で昼食を。
↓ 朝食の時は全員が揃うまで待ちましたが、昼食は後の車を待たずに食べられました。
昼食を食べ終わったら、私たちの車は先陣を切ってクスコへの帰路につきます。
帰りも3時間程度でクスコに到着して、立替えておいた入場券の10ソルを回収しに旅行会社へ向かいました。
旅行会社に着いて、
私「入場券込みのツアーだったのに入場券代を払わされたんですけど。」
ツアー会社の人「入場券代含まれてなかった?」「はい10ソル。」
すぐに返してくれたのは良かったんですが、悪びれることもなく、すみませんでしたの一言もなく、「あっそ、はい10ソル」で片付けられてしまいました。。
私が舐められてる訳ではなくて、外国のサービスなんてそんなもんです。。
たぶん。。。
以上、レインボーマウンテンに行ってきた話でした。
では、また。