2016年6月14日_Vol.2
こんにちは。
前回は、世界遺産の街「アレキパ」からバスで移動してきました。
プーノには極力早く着きたかったのでシャトルバスで移動するつもりだったんですが、規定人数が集まらなかった為に小さなワゴン車に変更されてしまったので、私はキャンセルしてバスで向かうことにしました。。
バスの手配と待ち時間でかなり遅くなってしまいましたが、アレキパを出発してから6時間半くらいでプーノに到着。
シャトルバスで順調に行っていれば昼過ぎには着くと思ってたんですが、プーノに着いた時はすっかり夕方になってしまいました。。
南米の街はどこも初めて行く所ばかりなので極力早めに着きたかったんですが、まあしょうがないです。。
プーノのバスターミナルからはコレクティーボで中心地まで向かったんですが、これが嫌な車に乗ってしまいました。
普通に乗れば0.6ソル(約20円)で乗れるんですが、1ソル(約33円)払ったのにお釣りを渡そうとしません。
特に何も言わずすっとぼけた感じだったので、こちらから「お釣りちょうだい」って言ったら、「荷物があるから1ソルだよ」、、、と。。。
たったの10円程の差なのでお金に関してはどうでも良いんですが、旅行者からぼったくろうとする(クドいですが、たった10円で熱くなる事でもないんですが。。)精神が嫌ですね。。
乗る前に荷物があるけど乗って良いかもちゃんと聞いて、良いって言われたので乗ったんですが。。。
もう一度、「お釣りちょうだいよ!」って言っても同じく「荷物と合わせて1ソル!!」と言い返されるので、まあ、たった0.4ソル(約13円)だから良いかと思って諦めた所で、乗客のペルー人の援護射撃が入りました。
一人のおばちゃんが、「旅行者に対してそんな事をするのは良くないよ!」(スペイン語なので正確には分かってませんが、何となくそんなような意味)とお金を徴収するお姉さんに怒鳴ってくれたんだけど、それでもお金を返そうとしません。。
それどころか、ぐちゃぐちゃと何か文句を言い始めるし。。
それに対して他の乗客も加勢してくれて、「おー、ペルー人優しい」と思いましたね。
ほんと、ほぼ全員の乗客が係の人に対して何か言ってくれてました。
皆から色々と言われるので、結局、係のお姉さんも渋々とお釣りを返してくれて一件落着。
「ごめんね、ペルー人が皆こんな風な人じゃないからね(っぽい意味)」とも私に言ってくれて、日本だったら、私も含めてそういった場面では同じ様な行動をする人は少ないと思いますが、悪いことは悪いとちゃんと言ってくれて凄く嬉しかったです。
他の街でもペルー人は親切な人が多くて印象は良かったんですが、この件で一段とペルー人への印象が良くなりました。
が、これで係の人との戦争は終わったかと思いましたが、乗る時にアルマス広場で降ろして貰えるようにお願いしておいたにも関わらず、アルマス広場はとっくに通りすぎて辺鄙な所に。。
人がどんどん降りて行くし、アルマス広場までそんなに遠くないはずなのにやけに時間が掛かるなぁと思って係の人に聞いてみたら、もう「通り過ぎてるわよ」と言われてしまいました。。。
「こいつぅ。。」と思ってしまいましたが、もう行き過ぎてしまってるのでどうしようもない。
アルマス広場に行くには、降りて違うコレクティーボに乗る必要があるんですが、その係の人は一応どれに乗れば良いのかは教えてくれたけど、行先名がいまいち聞き取れなくてさっぱりわかりません。
とりあえず降りるかと思ったら、残っていた乗客の内の一人の女の子が「行き方わかる? 一緒に行ってあげようか?」と言ってくれました。
ペルー人、優しすぎますね。
素直にお願いして、その女の子のおかげで無事にアルマス広場に到着することができました。
そんなに遠くはなかったんですが、家への帰り道だった所をわざわざ道案内をしてくれて凄くいい人。
ペルー人の皆様、どうもありがとうございました。
アルマス広場に到着してからは、とりあえず広場の真ん前に観光案内所があったので安宿がどの辺りにあるかを聞いてみました。
3箇所くらい場所を教えてもらったんですが、下のマップのピノ公園近くにあるメルカド周辺に安宿が沢山あるって言ってたのでそちらに行ってみることに。
↓ メルカドの場所。(Avenida La Torre 141は泊まった宿の場所)
何軒か回って、20ソル(約670円)から30ソル(約1000円)程度だったんですが、最終的には20ソルから15ソル(約500円)に割引してくれた所に決めました。
と言うか、フロントの所に表示してある料金は15$($の縦棒2本)となっていたので、「もともと15ソルじゃないの?」って聞いてみたら、15ドルが本来の料金だそうです。。
確かによく見るとSに縦棒が2本引かれていてソルのマークとは違うんですが、ペルーなのにドル表示にしてるのもおかしいですよね。
しかも安宿なのに。。
ホスタルの名前は「Hostal Qoni Wasi」で、部屋にはベッドが2台あって、部屋のスペースはベッドでほぼ占領されてますが汚い部屋ではありません。
シャワーは共同で、電気式のシャワーじゃなくて温水式の普通のシャワーだったので、温かくなるまで少し時間が掛かってしまいますが温度・湯量ともにまともでした。
Wifiも普通に快適です。
私が行った時は、シーズン的にちょうど客が少なかったので割引してくれたそうですが、2人で利用したり利用時期によっては割引が無いか、もう少し高いようです。
もともとの料金は15ドルなので、それ以上になることはないと思いますが。。。
が、後日の投稿で理由は説明しますが、この宿への宿泊はオススメできません。
理由については、【こちら】の投稿を御覧ください。
宿を確保してから、翌日のウロス島ツアーの手配に行きました。
宿で聞いた料金は20ソル(約670円)だったんですが、外の代理店に数店聞いた中では17ソル(約570円)が一番安かったです。
(もともと宿で申し込むつもりだったので、強くは値切ってません。言い値20ソルから値引き出来ないか聞いたら一声ですぐに17ソルに下がったので、もしかしたら15-16ソルくらいになるかも。)
宿の人にその料金にしてくれるか聞いてみたらOKだったので宿で申し込みました。
宿からボート乗り場の往復送迎、ボート料金、ウロス島への入島料も全て込みでの料金です。
↓ とりあえず翌日のウロス島ツアーの手配も出来たので夕食を食べに。ホスタルの横にあった中華料理店。
↓ チャーハンとスープ。7ソル(約234円)。味付けも米の味も美味しくなかったです。。
↓ 夜の街をちょっとだけブラブラ。これはピノ公園で、奥に見えるのがサンファン教会。
プーノは治安が悪い街と言われてるようですが、夜でも人通りが多くて私の感覚では全く危なくないと思いました。
私がブラブラしたのは街中の観光客がいるような場所ばかりだったからかもしれませんが、それにしても多くの人達が夜でも普通に歩いてるし、昔はどうだったのかは分かりませんが現在は人通りの少ない道に行かなければ問題ないんじゃないかと。
南米のどこの街も「あぶない・あぶない」って言われてますが、実際はノンビリとした感じでそれ程あぶなくもない、、、っていう雰囲気の所が多くて、どうしてそんな風に言われてしまうんだろうって感じです。
もちろん、日本と比べたら、ゲリラがいたり強盗や犯罪も多いのは間違いないんですが、一般的に言われてる「危険度」が大げさすぎると思います。
南米の人たちは凄く親切な人も多いし観光名所も沢山あるのに、危険な国っていうイメージが先行して旅行先の候補から除外されてしまうのは凄く残念です。
日本から遠いので行きづらい上に危険なイメージがある国だったら、観てみたい観光名所があったとしても旅行に行くのを躊躇してしまいますもんね。
とは言っても犯罪に巻き込まれる可能性は日本にいる時よりも高くなるので、私も注意しながら旅行していきたいと思います。
明日は朝からウロス島ツアーに参加です。
08:45にピックアップが来るとのことで、それほど朝は早くないんですがゆっくりと休んで明日に備えたいと思います。
では、また。