2016年6月22日_Vol.2
こんにちは。
前回は、朝一でウユニ塩湖ツアーの申し込みに行って、ツアー後に移動するスクレへのバスを手配をした所まででした。
その後、一度宿に戻って荷物をまとめてからツアー会社に向かって、時間になったので念願のウユニ塩湖ツアー開始です。
ツアーは、「EXPEDICIONES LIPEZ」と言う所で申し込んで、一日のツアーが120ボリ(約1920円)。
初めに聞いた時は150ボリ(約2400円)と言われたんですが、値切って120ボリにしてもらいました。
10時半が出発時間だったので、10時過ぎにツアー会社に到着して出発を待ちます。
私が着いた時はペルー人の女性2人がすでに待っていて、あと2人が後から来て合計5人でのツアー。
最高で7人乗れるそうなので、余裕があって良かったです。
出発予定時間からは少し遅れましたが、まずは「列車の墓場」に向けて出発です。
↓ ウユニ塩湖ツアーではおなじみのランドクルーザー。この車で回りました。
昔はウユニ周辺の山で鉱物資源が取れたので、その鉱物資源や塩をチリに運ぶのにこの列車が使用されていたそうです。
しばらくはこの蒸気機関車が大活躍していたらしいんですが、チリとの国境争いでボリビアが領土を失い、この鉄道網を利用することが出来なくなって鉄道を放棄せざるを得なくなってしまった。。。
と言う結末らしいです。
放棄された列車が処分されずに、必要な部品は誰かに持って行かれたのかもしれませんが、そのままずっとこの場所にあるみたい。
何の手入れもされずに放置されていますが、長い年月が経過していい味が出てきたから観光名所になったんでしょうか。
いつ頃からウユニツアーに組込まれるようになったんですかね?
↓ 鉄道が好きな人は勿論、好きじゃなくてもワクワクするような場所です。
↓ 車輪も埋まっていて、どれだけ長い事このままだったかがうかがえます。
↓ 多くのツアーの車が同時に集まって沢山の人が見学してました。
続いて、お土産物屋がズラッと並んでる場所に連れていかれました。
時間は忘れましたが、30分くらいここで自由行動になったような。。
お土産を見て回るのは楽しいんですが、私は今後も旅行が続いていくのでお土産を買うわけにはいかなくて何も買えません。。
現状でもバッグがパンパンなので、これ以上何か買ったら持ち運べなくなってしまうんです。。
このまま日本に帰るんだったら色々と買ってみたいものはあったんですけどね。
せっかく旅行して記念になるものが無いのは残念ですがしょうがないです。。
↓ 塩で出来たオブジェがいくつも飾ってある部屋がありました。
↓ 塩のブロックを積み上げてから削っていくんでしょうか。上手ですね。
↓ 塩で出来た部屋もあって、ここも塩のブロックを積み上げて作ってあるようです。
↓ 塩のベッドとか。見てる分には良いけど、実際に寝るとなるとちょっと私は。。朝起きたらベトベトになりそうなイメージ。。
↓ 部屋の外には塩のベンチもありました。何でも塩で作ってあってすごい。
↓ 次は、塩湖から水(泡?)が吹き出してる所を見に行きます。
↓ ガイドの説明は全く理解できなかったんですが、塩湖から水(泡)がボコボコと吹き出してました。
↓ こんな感じに、この辺一体には沢山のボコボコとしたポイントが。
↓ 泡が出てるので熱いのかとも思いますが、実際に触ってみたら普通に冷たい水でした。
↓ 次はランチなんですが、その前にすぐ近くにあるモニュメントがある所へ。
↓ 周辺にはトリック写真を撮ろうとして寝っ転がってる人達が沢山。
↓ 辺り一面、雪の中にいるような銀世界。塩が結晶のようで六角形(くらい)の模様になってて面白い。
ただ残念なのは日本の国旗が半分ちぎれてなくなってました。
辛うじて赤い丸があるので日本の国旗なのは分かるんですが、日本の現状を表してるようでこのまま国が沈没して行きそうな。。
縁起が悪いので、誰か新しいのに付け替えてくれると良いんですけどね。。
↓ 日本の国旗があったポール。他の国は綺麗なのに何故か日本の国旗は。。
↓ 建物はこんな感じで、ここも塩のブロックでできた壁でした。
↓ 食後は車を走らせて、結晶の模様のハッキリとした場所まで行きました。
↓ 塩は雪のようにシャリシャリしてるのかと思ったら結構固くて崩すのは大変でした。
↓ 走ってる途中に、車のタイヤがパンクするトラブルがありました。
特に手助けは誰もしてないんですが、ガイドの人が手慣れた感じでチャッチャとタイヤ交換をしていって問題なし。
簡単にスペアタイヤに付け替えてました。
でも、もう予備を使っちゃったから、違うタイヤが同じようにパンクしたら。。
↓ タイヤを交換してる風景。客の5人は景色を観るのに夢中で何も手伝いませんでした。。
当初は一人でのウユニ塩湖ツアー参加に気が進まなかったのでウユニ塩湖に行くかどうかを迷ってましたが、結果的にウユニ塩湖を見学する事にしてウユニに来て本当に良かったと思いました。
乾季と雨季では雨季のほうが人気があるので、雨季はこの時私が見た乾季の景色よりも素晴らしいんじゃないかとは思うんですが、この乾季の景色でも十分すぎるほど素晴らしかったです。
360度見回して何処を見ても白い塩湖が広がっていて、こんなにフラットな地形は見たこと無いです。
日本の雪景色に似たような感じで日本人なら見慣れてるような風景ではあるんですが、雪の降らない国の人がこの景色を見たら私達日本人以上に感動するんじゃないでしょうか。
すごく綺麗で、言葉で聞いたり写真で見るよりも、実際に足を運んで自分の目で観ることが出来て本当に素晴らしい体験でした。
日本からボリビアに行くのは普通に働いてる人ではなかなか難しいとは思いますが、仕事が忙しいので旅行なんてしてる時間がないっていうんだったら仕事辞めちゃえば、、、って感じ。
もちろん、無責任発言なので、本当に辞めちゃったとしても自己責任です。。
と言うのは冗談ですが、機会があれば思い切って片道数十時間掛けてでも観に行ってみるのも良いんじゃないかと思います。
まだまだ、ウユニ塩湖ツアーは続きます。
続きは次回です。
では、また。