2016年6月23日 – 6月25日
こんにちは。
前回は、ウユニ塩湖を回るツアーで素晴らしい体験をして、せっかくウユニに来たのであと数日滞在してもう1回くらいツアーに参加してみるのも良かったんですが、ツアーから帰ってきた夜にスクレに移動することにしました。
スクレへはバスでの移動です。
当初ウユニからスクレへ行くにはポトシで乗り換える必要があるのかと思ってたけど、ポトシを経由するにはするんですが、乗り換え無しでスクレまで乗せて行って貰えるバスがあったのでウユニツアーに行く前にチケットを手配してあります。
朝の内に予約してあるので、席にあぶれる心配もなくて安心。
ちなみに、ウユニからスクレのバスは、「6 de Octubre」と言う会社のバスで70ボリ(約1120円)でした。
記憶がちょっと曖昧になってしまってるんですが、当初、鉄道を利用してオルーロに向かおうと思っていて、今思うとスクレに行くのに何でオルーロ?と思ってしまいます。
たしか、次にコチャバンバ、スクレのどちらかに行こうと思っていて、とりあえずオルーロに行って1泊するか、、と考えていたような微かな記憶が。。。
鉄道のチケットを買いに行った時に営業時間外で買えなくてよかったです。。
↓ バスの座席はこんな。シートはかなり倒れて、ガタガタ道ではありましたが結構寝れました。
バスは予定通り22:00に出発しました。
この時だけなのか、いつもなのかは分かりませんが、この日は沢山の人がスクレ行き(ポトシ経由)を利用していて、同じ時間に2台のバスが出発していました。
しかも私のバスは満席。。
大人気の路線なんですね。
朝のうちに予約しておいて良かったです。
で、スクレまでは7-8時間と聞いていたので、朝の5時か6時頃が到着時間。
それでも早すぎるなと思っていたんですが4時20分に到着しました。。。
8時間と言わず、9時間位かかってくれるとちょうど良かったんですけどね。。
早朝なので外は真っ暗闇で、初めて来た場所で土地勘がなくて、泊まる所も決まってない。。
すごく寒かったんですが、バスターミナルで凍えながら明るくなるのを待ちました。
ただ、同じように日の出待ちをしてるボリビア人も沢山いて、バスターミナルの中は早朝にも関わらず人で溢れかえっていたので危険を感じるような事は無かったですね。
外が明るくなってからもう少しバスターミナルで粘って、7時過ぎくらいに外に出たらすぐ前の道に中心地へ向かうミニバスが停まってたのでそれに乗り込みます。
1.5ボリ(約24円)。
↓ スクレのバスターミナル。1階にバス会社が並んでいて、階段を下りた所がバス乗り場になってます。
宿は地球の歩き方に載っていた所に行ってみようと思ったんですが、その宿のすぐそばに「Hostal ESPLENDOR」と言うホスタルがあって、シャワー共同ですが部屋は清潔でそこそこ広かったのでこのホスタルに泊まることにしました。
40ボリ(約640円)。
スクレの街は綺麗で、1991年に街並みの美しさから世界遺産に登録されてます。
南米はスペイン統治時代の美しい建物が残されてる街が多いので、街並みを対象とした世界遺産登録も多いですね。
ボリビアと言えば、遠い日本に住んでる私達の知識ではラパスかウユニくらいしか思い浮かばない人が多いかもしれませんが、一応このスクレがボリビアの首都なんですよ。
ただ、スクレにある国家機関は最高裁判所だけで、その他の国家機関は全てラパスにあるので事実上の首都機能を担っているのはラパスになります。
なので、スクレが首都と言うのは一応、、です。
↓ 宿のすぐ隣にあったメルカド(市場)。食堂もあるのでそこで食べました。
↓ 「Sopa de Mani」と言うスープ。5ボリ(約80円)。パスタの入ったピーナツスープ。美味しかった。
写真の左が「Bunuelos」2個で1.5ボリ(約24円)。
揚げパンみたいな感じで、甘いシロップを掛けて食べます。
1個のボリュームはそれ程ないんですが、なかなか美味しかったです。
シロップの味がパンに良くあってました。
もう一方の右側にあるやつが「Pasteles de quezo」1個2.5ボリ(約40円)。
中は空洞なので、大きいように見えて量は少ないんですが、これはインドのナンと言うか、パイの生地と言うか、、そんなような生地にチーズが入っているものを油で揚げてあります。
風船のようになってるのは、揚げる時にプクッと膨らむみたい。
↓ 朝食を食べた後は、近くにあった5月25日広場(Plaza 25 de Mayo)へ。
交差点にシマウマの着包みを着た人が。
信号が赤になりかけたらパフォーマンスをしながら車を停めてみたり、停まってる車に手を振ったり実際にドライバーに話しかけたりもしてました。
ドライバー達もニコニコしながら手を振り返していて、和やかな気持ちになれて良いですね。
車に乗ってる子供達も大喜びでした。
ボリビアの街には、日本車の中古車が沢山走っているんですが、日本車というだけではなくて日本で使っていた車が沢山。
日本語で社名が書かれてるバスだとかも多く走ってるので、ボリビア人には全く読むことは出来ないかもしれませんが、私達日本人にとってはボリビアを旅行してるにも関わらず日本に戻ってきたような錯覚も、、、それは大げさですが、ちょっとホッとする一時です。
↓ 社会福祉法人美芳会 すどデイサービスセンターさん見てますか。ボリビアではまだ現役です。
↓ 熊本県立玉名工業高校野球部保護者会の方達が購入したバスもまだまだ頑張ってます。
↓ 私の地元神奈川県の「相模健康センター」のバスも。電話番号まで書いてありました。
↓ 標高の高い所(約2800m)の坂を歩くのはキツいんですが、写真で見る分には美しい。
↓ 広場(ただの道?)の中に木が立っていて、ベンチもあってのどかな感じ。
この広場の一角で、特設のインフルエンザワクチン接種サービスをしてました。(たぶん無料)
私もうってもらいたかったんですが、たぶん市民へのサービスなので私にもうってもらえるのかを聞く勇気はありませんでした。。
↓ 広場の横にあった警察署。白地に緑と変わった色使いですね。
↓ また5月25日広場の方に行ったら、先住民の衣装を着た人達が演奏しながら踊ってました。
↓ ボスらしき人がインタビューされていたので、有名なイベントなんでしょうか。
↓ 踊りながら敷地の中に入っていって、見学者もズラズラと一緒に中へ。
↓ 円になってグルグル回転しながら踊っていて面白かったです。
↓ 外に出たら今度はシマウマの大群。こんなに沢山のシマウマがいたんですね。
↓ 続いてはちょっと歩いてボリバル公園(Parque Bolivar)へ。
↓ 小さなバギーのレンタルが。これで公園内を走るんですかね。
↓ 青空の下でのテーブルサッカー。ボリビアではこれをよく見掛けます。
↓ リベルター広場にあった「Obelisco」と言う記念碑?
↓ 教会かと思ったんですが、「Hospital de Sta.Barbara」と書いてあったので病院らしいです。
↓ チャーハンと焼きそばにチキンとポテトが乗ってるプレート。13ボリ(約210円)。
↓ ワンタンスープ。12ボリ(約190円)。量は多いけど味はそれ程。。。
以上、6月23日にスクレに到着してから街の中をブラブラと散策した話でしたが、このあとこのスクレには3泊しました。
とは言っても、2日目、3日目も近場をちょっとブラブラとしただけで、基本宿でノンビリと過ごしてました。
ここでゆっくりとして充電もできたので、次はラパスに戻ってまたラパスの街を観光したいと思います。
続きは次回です。
では、また。