2016年12月28日_Vol.1
こんにちは。
今回は、シアヌークビルでの滞在を終えてホーチミンまで一気に移動した話です。
シアヌークビルからホーチミンまでは500km弱の距離なので、日本でいうと東京から京都とか大阪と同じくらいの距離でしょうか。
ただ、日本のようにずっと高速道路を走っていくわけではないので、体感的には東京から広島くらいまでの距離をバスで移動する過酷さがあるんじゃないかと思います。
貧乏旅行にはバス移動が付き物ではあるので、おんぼろバスでの長距離移動は慣れたものです。(笑)
シアヌークビルからホーチミンへのバスチケット
シアヌークビルからホーチミンへのバスチケットは、いつも利用しているキャピトルツアーで購入しました。
↓ シアヌークビルのキャピトルツアーの場所は、こちらの記事内に地図があります。
コッコン ⇒ シアヌークビルをオンボロバスで移動
ホーチミン行きのチケットと言っても、途中でプノンペンを経由する乗り継ぎのチケットなので、シアヌークビル~プノンペン、プノンペン~ホーチミンの2枚に分かれたチケットです。
運賃は、プノンペンまでが5ドル(約600円)、プノンペンから国境を越えてベトナムのホーチミンへ向かうバスが10ドル(約1200円)でした。
同じ会社でのチケットなので、シアヌークビルからプノンペン行きのバスが多少遅れても次のバスは待っていてくれるんじゃないかとは思うけど、日本と違って客の都合を考えない東南アジアの国だけに、遅れて到着した時にはホーチミン行きのバスはとっくに出発していて、「プノンペンで一泊して明日の朝のバスに乗ってね」と普通の顔で言われる可能性もあるので、スケジュールが詰まってる人はその点も考えて利用するようにした方が良いです。
たぶん大丈夫だとは思いますけどね。。
たぶん。。。。
ちなみに、別会社では、19時から20時前後にシアヌークビルを出発して翌朝にホーチミンに着くナイトバスも数本あったので、初めてホーチミンに行くので朝のうちに到着したいという人や、夜に移動して宿代を浮かせたい、、と言う人はこちらのバスを利用する方が良いかも。
シアヌークビルからプノンペンへのバス
宿からバス停までは頑張って歩いて行きました。
が、よく考えてみたら、キャピトルツアーのバスチケットはピックアップも含まれている?ので、きちんと手続きしておけば宿までピックアップしてくれたかもしれません。。
もしかしたらシアヌークビルではピックアップは無いのかもしれないけど、念のためチケットを買う時にはピックアップの有無を聞いてみた方が良いかと思います。
↓ 歩いてる途中で売っていた揚げパンみたいの。扇風機のファンガードで油切りをしててちょっとビックリ。。1個500リエル(約15円)でした。
↓ この写真ではガラガラだけど、出発する時にはほぼ満員。。人気路線なんですね。
↓ おんぼろシートですが、前シートとの間隔は狭くはなかったです。
バスは、7時に出発予定だったけど、10分遅れの7時10分に出発。
途中で10分のトイレ休憩と20分の食事休憩があって、12時25分にプノンペンに到着しました。
約5時間15分です。
いつもながら、何でバスの移動中に朝食タイムがあるのかと思ってしまいますが、バス会社が契約したレストランだろうに、安い運賃で移動するにはしょうがない事なのかなぁと諦めるしかないです。
↓ こんなレストランで休憩。カンボジア人は殆どの人が食事をとってました。
↓ 麺も。普通に食堂で食べるよりは多少割高ですが、べらぼうに高いわけでもないです。
↓ 卵に串を刺して焼いてます。よく目にするけど一度も食べたことないです。。普通の卵でしょうか??
プノンペンからホーチミンへ
昼過ぎにプノンペンに到着して、ホーチミン行きのバスは13時30分発だったので1時間ほど時間がありました。
キャピトルツアーのバスチケット売り場(レストランがある所)の真ん前に到着したので、チケット売り場で大きな荷物を預かってもらって昼食へ。
このすぐ近くにはオルセーマーケット(Orussey Market)があって、市場の前には屋台食堂が何軒も並んでいたりレストランも沢山あるので食事には困らない場所です。
↓ ホーチミン行きのバスはこちら。色は違うけど、ほぼ同じようなバスですね。
以前もプノンペンからホーチミンを移動した記事を書いていますので、その時の様子もご覧ください。
↓ ほとんど同じなので興味がないかもしれませんが、車内後方からの写真はこちら。
↓ シート横から。10ドルでホーチミンまで連れてってくれるので我慢。。。
ホーチミン行きのバスは、13時半出発予定で13時40分発。
シアヌークビルからの便同様に10分遅れの出発となりました。
シアヌークビルからのバスはほぼ満員だったのに対して、ホーチミン行きのバスはなんと乗客5人だけ。。
いつもながら、どうやって利益を出しているのかが不思議です。
200km以上の距離を走って、乗務員は運転手と国境通過を手伝ってくれるガイドの二人。
乗客が5人だけだと50ドル(約6000円)にしかならないし。。。
50ドルなんてガソリン代だけで消えてしまいそうですね。
バスで荷物を運んだりしているので、国際宅急便のトラックに一緒に乗せていってもらってるような感覚でしょうか。(笑)
↓ 途中で見かけた、トラックの荷台にギュウギュウ詰めに乗っていた人たち。
↓ こんなトラックが何台も走ってました。私の乗ってるバスに乗せてあげたいくらい。。
↓ 3時間半程走ってカンボジアとベトナムの国境「バベット」に到着。いつもここで食事休憩があります。
↓ ここに到着したのが17時過ぎで、ちょっと夕飯には早かったけど食事をとることに。肉入りの麺7000リエル(約210円)。
カンボジアの出国手続き
↓ 30分ほど食事休憩した後は国境へ。ここは何回も通っていて気持ち的にも楽勝でした。
↓ まずはカンボジアの出国。ここはパスポートさえあれば荷物はバスに置いておいても大丈夫。
カンボジアの出国は、パスポートを係員に渡せば手続きをしてくれるので凄く簡単。
特に質問されることもないし、1~2分もあれば通過できちゃいます。
ベトナム入国手続き
続いて、ベトナムへの入国手続きです。
カンボジアを出国した後は、またバスに乗ってベトナム側の国境へ移動します。
カンボジア出国手続きでは荷物を持っていく必要はなかったけど、ベトナムへの入国手続きの時は全ての荷物を持っていく必要があるのでお忘れなく。
あと、似たようなバスが沢山停まっている場合も多いので、バスを降りる時にはバスの写真でも撮っておいてナンバーを確認しておくことをお勧めします。
手続きした後に、どのバスに乗ればいいのか分からなくなって、国境に置き去り、、、なんて事はないとは思いますが念のためです。
↓ ベトナム側の国境は、この建物の前で降ろされるので、荷物を持って建物内に入っていきます。
他のバス会社でも同じだけど、カンボジアを出国した後にバスに同乗するガイドからパスポートを渡すように言われるので、素直にパスポートを渡しさえすれば全ての手続きを代行してくれます。
特にチップを要求される事もないので、「自分で手続きすれば手数料が浮くぞ!!」とは考えずに素直に渡すのが正解。
入国審査用の用紙もガイドが書いてくれたし、写真だとかも必要ないです。
全て運賃に含まれたサービスです。
↓ 入国審査場の前でこんな感じの突っ立っていれば順番に名前を呼ばれるので、パスポートを受け取って先に進んでいきます。
パスポートを受け取った後は、50mくらい先で荷物のX線?チェックを受けてから、出口の所にいる係員に入国スタンプの確認をしてもらって無事にベトナムへの入国完了です。
建物を出た正面にバスが待機しているので、プノンペンから乗ってきた自分のバス(同じバスです)に乗り込めば、あとは無事にホーチミンに到着できると思います。
今回、私が乗ってきたバスには5人しか乗客がいなかったという事と、国境が空いていたこともあって通常よりは早く国境越えをできていますが、17時50分にカンボジア側の国境の到着して17時50分には2国間の国境を通過してベトナムに入国することが出来ました。
たったの20分ですね。
でも、ハイシーズンで午前中にプノンペンを出発するようなバスに乗った場合は、多くのバスが同時に国境に到着するのでこの何倍も時間が掛かってしまうはず。
かなり早く国境を通過出来て運が良かったです。
国境通過後は、約2時間でホーチミンに到着しました。
以前、キャピトルバスでプノンペンからホーチミンに移動した時は、デタムストリートからかなり離れたキャピトルツアーのオフィスで降ろされましたが、今回はデタムストリートが終着点だったので宿への移動が楽でした。
予約はしていないけど、これから調べておいた宿に移動します。
続きは次回です。
では、また。