2016年11月24日_Vol.1
こんにちは。
今日は、とうとう中国への国境越えです。
中国と言うと、東南アジアの国と違ってガチガチに厳しくて、ちょっと変な行動を取ったら「連行」されてしまうような勝手なイメージがありましたが、もちろん、それはイメージだけの話でそんな事は全くなかったです。
私の中国への旅行経験は一度しかなくて、しかも22年くらい前に香港から広州に行っただけだったので今回は初めての中国旅行に近かったけど、結果的には無事に入国出来て中国観光を楽しむ事ができました。
今回から中国旅行記になりますが、本日はベトナムの「ラオカイ」から中国の「河口」に陸路で入った時の様子からご紹介したいと思います。
陸路国境越え
ラオカイからベトナムを出国
ベトナム側は、前回もご紹介したこの建物から出国します。
イミグレの営業時間は7時~22時だそうです。
ここでの注意点として、ベトナムと中国の間には1時間の時差があって、ベトナム側の方が中国側よりも1時間遅れています。(ベトナムの7時 = 中国の8時)
なので、中国時間での営業時間では8時~23時となりますが、仮にベトナム側を7時に通過したとしても、もちろんイミグレ内で待ち時間が発生するようなことはなくて、始業・終業時間のタイミングとしてはどちらの国でも同じです。
ややこしいですね。
ベトナム出国手続き
国境はベトナム時間の7時からだったので、7時ちょっと過ぎにイミグレへ向かいました。
建物内の列は3列あって、日本人は一番右側の「Passport Exit Processing」と書かれたところで出国するようです。
真ん中に「Tourist Exit Processing」と言うのがあったので、初めはそこに並んでいたんですが、窓口に行ったら一番右側で手続きしてくれと言われました。
一番左側の列は、ベトナム語と中国語で書かれた窓口でしたが、何用の列なのかはわかりません。。。
あと、荷物のスキャンをする機械もありましたが、通すこともなく通過できました。
↓ ベトナム側のイミグレを通過して出国した所。ゲートの先の橋を渡ると中国です。
↓ 橋の上からベトナム側を振り返るとこんなです。イミグレがあるだけで、あとは何もなくて広場のようになってるだけでした。
中国への入国手続き
橋を渡って中国側へと入って来たので、続いては中国への入国手続きです。
↓ 橋を渡り切ってから、右前方にあるこの建物で中国への入国手続きを行いました。
↓ ベトナム語だと全く分かりませんでしたが、中国だと漢字なので何となく意味が分かる場合も多いですよね。ここには「入境」と書いてありました。
建物内では「China inspection and quarantine」と書かれた所でパスポートを見せて、「何処の国を旅行したか」と「具合が悪くなったか」を聞かれました。
ベトナム人とか中国人らしき人達は素通りだったので、たぶん旅行者に対してだけ聞いてるようです。
あと、入国手続きの前に入国用紙を書く必要があったんですが、パスポートをスキャンすると自動で記入してくれる機械があって、そこでスキャンしたら個人情報の欄が印刷されて出てきました。
他の国では見た事がない機械で、中国はなかなか先端を行ってますねぇ。
その印刷された入国用紙には、ビザナンバーだとか宿泊先、入国時の方法(フライトナンバーとか)を書く欄もあったんですが、自分では何も書かずに提出しても問題ありませんでした。(自動で記入された入国用紙にサインをしただけ。)
ちなみに、私がイミグレの窓口で質問されたのは、
- 中国のビザを持っているか。→ 持っていない。
- 何処に行くか。→ 昆明。
- 中国に入国するのは初めてか。→ 20年くらい前に一度ある。
- 滞在目的。→ 観光。
だけでした。
矢印の右側は私が回答した内容です。
以上で、陸路での国境越えは終了で、いつものように緊張をしてはいましたが、今回も何事も無くあっさりと国境越えができました。
中国側国境の様子
まずは両替
中国への入国後は、とりあえず中国のお金「人民元」への両替をしに行きました。
↓ 両替をした「中国銀行」と、河口で宿泊した「民贸宾馆」の地図。
銀行での両替は簡単にできました。
数枚の紙にサインだとかをして、窓口の人が取ってくれたパスポートのコピーと一緒にお金を出しただけです。
あと、銀行で両替をした後に見かけたんですが、国境近くの路上でも両替をしてる人が何人か立っていたので、その人達に両替をしてもらった方が多少レートが良いかもしれません。
ごまかされるリスクもあるので、どちらが良いかは個人の判断になりますけどね。。
↓ 初めは100元紙幣(約1700円)で渡されましたが、細かい紙幣に変更して貰いました。これで300ドル分の人民元です。
中国・河口の安宿
両替もして中国のお金も手に入れたので、次は宿探しです。
あらかじめ何軒かネットで調べておいて、現地でもブラブラと歩きながら見て回ったんですが、最終的には「民贸宾馆」と言う宿に決めました。
初めは60元(約1020円)と言われましたが、50元(約850円)でお願いしたらあっさりと割り引いてくれました。
↓ 何て読むのか分かりませんが、「民贸宾馆」と言う宿の外観。
↓ エレベーターはないので階段です。。私の泊まった部屋は4階だったのでちょっと大変でした。
↓ 素敵なテラス席もあったので、ここでノンビリするのも良いかもしれませんね。。
↓ 部屋はこんな風に並んでいて、普通のマンションのような雰囲気。
↓ 部屋の中の様子はこちら。古い設備ですが、エアコンも付いていて、この料金にしては良い部屋だと思います。
↓ トイレは洋式ではなくて床に埋まってました。和式トイレともちょっと違いますね。写真だとカビカビで凄く汚く見えますが、実際は写真のイメージ程ではなかったです。
無事に国境を越える事が出来て、宿も確保できたので河口の街を散策して行きたいと思います。
続きは次回です。
では、また。