2016年7月11日_Vol.2
こんにちは。
前回はマチュピチュ遺跡を見学しましたが、マチュピチュ山への入場開始時間になるのでマチュピチュ山に向かいました。
マチュピチュ遺跡を観光した時に、同時に別途入場料を支払って登れる山は「マチュピチュ山」と「ワイナピチュ山」の2ヶ所。
「ワイナピチュ山」の方は人気が高いので、かなり前から予約をしておかないとチケットを入手することが出来ないみたいなんですが、私の登った「マチュピチュ山」の方は、数日前にクスコのチケット売り場で購入した時でさえまだ余裕があったので、たぶん登りたければ前日でも登山チケットを購入できるんじゃないかと思います。
ちなみに、どちらのチケットも7時~8時に登り始めるグループ、9時~10時に登り始めるグループに別れていて、「ワイナピチュ山」は各200人(1日400人)、「マチュピチュ山」は各400人(1日800人)となっています。(2016年現在。マチュピチュ遺跡自体の入場制限は一日2500人です。)
ワイナピチュ山の方が人気があるにも関わらず、一日の入場可能者数が少ないので一段と取りづらくなってるんですね。
どうしてもワイナピチュに登りたいと言う人は、出発前に【こちら】のマチュピチュ公式ホームページ(トップページが表示するまで、凄く時間がかかります。)で、マチュピチュの入場チケットと一緒に購入しておくことをお勧めします。
ただし、私はこのホームページでチケットを買ったことがないので、キチンと購入できるかどうかはわかりません。
南米にありがちな、支払いの段階で日本のクレジットカードがはじかれたりする可能性もあるかも。。
では、本題のマチュピチュ山に登った話です。
登山開始時には入場口の所で自分の名前だとか登山開始時間だとかを各自記帳する必要がありました。
筆記具は貸してくれるので特に持っていく必要はないです。
ただ、下山してきた時にも下山時間等を記入する必要があって、何百人も記帳してある中から自分の名前を探すのが大変なので、記帳する時に自分がどの辺に書いたのかを覚えておいた方が良いかも。
↓ 記帳が終わったら登山開始です。こんな道を進んで行きます。
マチュピチュ村の標高は2000m程度で、そこからマチュピチュ遺跡まで上ってきて約2430m。
今まで旅行してきたボリピアだとかペルーのプーノあたりだと4000mを超えている場所で、坂道を上る時はいつも息が切れていて大変でしたが、その半分程度の標高のこのマチュピチュ山でもかなりキツい。。
前日に水力発電所からマチュピチュ村まで2時間半以上かけて線路の横を歩いてきていたので、その疲れもあって軽快に登っていく事は出来なかったんですが、休み休みゆっくりと登っていきました。
↓ 周りの人の話が耳に入って、ここが目的地みたい。。まだまだ先ですね。。
↓ 足場は凄く悪いって程でもないですが、よくはないです。道も細いし。。
下の写真のお母さんは、子供を背負っての登山。
大した荷物を持っていない私でもかなりキツいのに、子供を背負いながら私と同じようなペースでずっと登って行っていて凄い女性。
欧米人の女性はタフな人が多いですよね。
ここからは更に道が細くなってて、今までの道もそうだったんですが、道の外側はかなり急こう配の坂(絶壁に近い)なので、もし足を踏み外したらスタート地点まで戻ってしまうかもしれません。。
かなり注意して登った方がいいと思います。
安全設備は全くないので。。
↓ こんな所に住んでる人もいるんですね。観測所か何かでしょうか??
↓ あと少しと思ってからもなかなか辿り着かないんですが、本当にあと少しの所。人が見えて来ました。
↓ マチュピチュ山の標高は3061.28mだそうです。遺跡から600mアップですがかなり遠かった。
↓ マチュピチュ遺跡とワイナピチュ山(標高約2730m)もこんな遠くに見えます。
↓ 落ちるような場所ではなかったと思いますが、身を乗り出してる男性もいて、こっちが怖くなる。。
私の場合、ちょっと登っては休みを繰り返していたので、登頂までに2時間近く掛かってしまったんですが、頑張って登ってみてよかったです。
凄く美しい景色で、なおかつ世界遺産中の世界遺産であるマチュピチュをこんな高い所から眺められるような凄い経験が出来て感激です。
帰りは軽快に下って行って1時間程度でマチュピチュ遺跡までたどり着きました。
体中ガタガタですが、ガタガタついでにもう少し遺跡を見学した後は、マチュピチュ村まで歩いて下りて行ってみたいと思います。
続きは次回です。
では、また。