2017年9月5日_Vol.1
こんにちは。
今日は、バリ島の北東部にあるキンタマーニ高原へバイクで行ってきました。
日本人としてはあまり発音したくないですが、日本人の小学生だったらすぐに喰い付いてきそうな地名ですよね。
ただ、言わなくても分かってるとは思いますが、もちろんこの地名はふざけて名前を付けたわけではありません。
サンスクリット語で、キンタ(チンタ?) =「思考」、マーニ =「珠」を意味していて、つなげてキンタマーニとなると「意のままに様々な願いをかなえる宝」という意味なんだそうです。
日本語的に言うと「如意宝珠」だとか「如意棒」のことらしい。
如意棒は知ってたけど、如意宝珠って何だそれって感じですが。。。
厳密には、キンタマーニ村と言うのがあって、その中にキンタマーニ高原があると言う形です。
同じく、このキンタマー二村には、世界遺産にも登録されているバトゥール湖もあるのでバリ島の中心地(クタとかウブドとか)から時間を掛けても訪れる価値はあるんじゃないかと思います。
では、私の宿泊しているクタ・エリアからバイクに乗ってキンタマーニ高原まで行ってきた話です。
キンタマーニ高原で朝日を観たかったので、頑張って早起きして4時くらいに宿を出発しました。
↓ 道を走ってる途中で見かけた大きな神輿?みたいなやつ。何かイベントがあったのでしょうか。
↓ これは途中でフラッと立ち寄った市場の様子。見慣れた光景ですが鶏肉だとかが山積み。
↓ こんな感じ。早朝にも関わらず市場内には人が沢山いました。
↓ 寄り道ばかりしていたので辺りは明るくなってきていて、とうとう朝日も出始めてしまいました。。。
↓ 途中で売っていたみかん。周囲にはみかんの木が沢山あって、採りたてを販売してるようです。
クタ・エリアからキンタマーニ高原まではだいたい70km位の距離で、2時間もあれば余裕で着くなと思っていたのに、途中で寄り道しながら進んできたこともあって3時間近く掛かってしまいました。。
下の写真の場所に到着したのが6時45分位。
太陽もすっかり昇ってしまっていて、予定していた朝日鑑賞は出来ませんでした。。
ただ、キンタマーニ高原は標高1500m程度の位置にあることもあってか、涼しくて空気も綺麗なような感じがして凄く気持ちが良かったです。
と言うよりも、バイクで走ってる最中はTシャツだけだと寒いくらい。
上に羽織るものは持ってきていたので、途中からは上着を着た状態でバイクを運転してました。
↓ この割れ門の横からの景色は最高でした。モヤが掛かっていて幻想的な感じ。あと1時間早く着きたかった。。
↓ 割れ門のすぐ横には小学校?もあって、沢山の児童が登校中。可愛いですね。
↓ 割れ門から少し進んだ所にある世界遺産「ウルン・ダヌ・バトゥール寺院」に到着です。
寺院の正面にバイクを停めていたら、品の悪そうなおばさんが何やら大きな声で叫んでます。
ネットの情報で見ていた通りサロン(腰巻き)を売りつけようとしている人達でした。
バリの寺院は、寺院内に入る時はサロン(腰巻き)を巻いて入らなければならなくて、他の寺院では無料で貸してくれる所もあるらしいんですが、このウルン・ダヌ・バトゥール寺院に関してはサロン(腰巻き)とスレンダン(帯)の正装を着用してくるかレンタルしないと入れないんです。
その弱みにつけ入るかのように、このおばさん達はサロンを法外な値段で売りつけたりレンタルさせるので、嫌な思いをするる観光客が多いらしいです。
私が実際に行った時も、チケットはこのおばさんから買うんじゃないのに50000ルピア(本当は35000ルピア(約280円))とか言ってくるし、サロンは絶対に必要だから50000ルピア(約400円)でレンタルしろとか凄い勢いでまくし立てられました。
世界遺産なのにボッタクリはやめて欲しいですよね。
こんな状況なら世界遺産を取り消して欲しいと思ってしまいます。。。
どうしても観たいと思ってた訳でもなかったので、中には入らずに外観だけを見学して次に行くことにしました。
↓ チケット売り場は道を挟んで反対側にあります。おばちゃんが叫んでくるのですぐわかると思います。
↓ 寺院の外を歩いて反対側に回ったら9重のメルが良く見えました。(違う寺院かも。。)
↓ ちょうど高台になってる所だったので、バトゥール湖方面の眺めも良かったです。
今度は、バイクに乗ってバトゥール湖方面に行ってみることに。
↓ 湖までは道を下って行くんですが、途中の道では湖が良く見えます。
↓ 湖で洗い物をしていたおばちゃん。グァテマラのアティトラン湖を思い出します。
↓ 癒される景色。もっと先まで行けたのかもしれませんが、とりあえずここで引き返しました。
高原だけに空気がヒンヤリしていて涼しかったので、昼間にバイクを運転していても全く苦になりませんでした。
バリ島の中心地では汗だくになりながら乗ってるので、同じバリ島にいるとは思えないほど快適です。
引き続き次の目的地へ向かいます。
続きは次回です。
では、また。