2016年7月22日_Vol.3
こんにちは。
前回は、イカの街からピスコまで移動してきて宿を確保した所までお話ししました。
宿にチェックインした後に、ピスコの街をブラブラしてきたので、今回はその時の話です。
ピスコと言うと、2007年8月15日に発生したマグニチュード8のペルー地震で一番の被害を受けた場所です。
ちょうど10年前ですね。
ピスコの街の約80%の家屋が倒壊して、ピスコ市民の430名が死亡したそうです。。
普段地震が無い国は、日本のように建物の耐震設計がなされてなくて、ただレンガを積み上げて作ってるだけ、、と言う建物ばかりなので、数十年に一回だとしても、もし地震が来てしまったらひとたまりもないです。。。
地震があってから10年経過していて、私が訪れた2017年7月時点では中心地に関しては完全復旧?と言っても良いくらいに崩れたままの建物を目にすることもなく、地震があったことを知らなければどこにでもある普通の街でした。
ただ、海岸沿いに関しては、地震で崩れた建物なのかは分かりませんが、崩れたままの建物が残っていて廃墟化してる所が多かったです。
元々そういう地域なんでしょうか??
そういった地域を除けば、街中の私が歩いた場所に限定すると活気があって住みやすそうな場所です。
治安もそれ程悪そうには感じませんでしたが、イカで利用したトゥクトゥクのペルー人ドライバーからは注意するように言われてたので、油断せずに周囲を気にしながら歩いてました。
街を歩いていてよく見かけたのが電化製品の店。
海外では物価の安い所でも電化製品が高い(日本よりも少し安いくらいの金額)場合が多いですが、この街には電気製品の店をちょこちょこ見かけました。
たぶん、ペルー人の所得から考えると電化製品を買うのは一大イベントじゃないかと思いますが、店が沢山あるってことはそれなりの需要もあるんでしょうね。
震災からの復興中に電化製品を購入する人が多くて需要があったからなのか、元々電化製品好きの人が多い土地柄なのかはわかりませんが、街の規模にしては電化製品を売る店が多かったような。
私の気のせいでしょうか。
続いて、宿から1ブロックほど先にあるアルマス広場に行ってみました。
バスターミナルからコレクティーボに乗って来た時に降ろしてもらった場所です。
↓ アルマス広場の周りにもカジノが数軒。Sala de Juegosと書いてあるので、やっぱりゲームセンターでしょうか。
↓ 店内には日本のコイン式のゲームセンターにあるようなポーカーゲームとか競馬ゲームとかが。
次は、アルマス広場から真っすぐに800m程度歩いた所にあった市場。
正面にあるレストラン数軒は営業していましたが、肝心の市場の店のシャッターが全滅で、市場としては全く機能してませんでした。。。
まだ新しすぎてテナントが入っていないのか、それとも客が来ない場所なので閉店してしまったのか。。。
金曜日の12時頃に行ったので営業時間外だったとか??
もしかしたら早朝だけの営業なのかもしれません。。
謎です。
↓ メルカド(市場)の正面。メガ・メルカドって書いてあります。
↓ 客は殆どいなかったけど、レストランはちゃんと営業してました。
↓ このメルカドの真正面には「Mega Plaza」と言うモールも。
↓ こちらは全店営業中で、日本と変わらないような綺麗な店舗が並んでます。
↓ こういった食事だとかコーヒーを飲めるような店がずらっと並んでます。
今度は海の方向にノンビリぶらぶらと歩いて行きました。
結構遠いです。。
↓ 海沿いは現在整備中のようで、工事をしてる所が多かったです。
今は使っていないようだけど長い桟橋があって、立ち入り禁止でもなかったので海の上まで行くことが出来ます。
途中で道が途切れているので突端まで行くことは出来ませんが、人が来ないこともあって途切れてる場所は鳥たちの丁度いい休憩所になってました。
↓ かなりの老朽化でところどころ穴が空いている箇所があるので、注意してないとちょっと危ないかも。
↓ この周辺はビーチのようになってるので、泳ぎたい人は勝手に泳いでも問題なさそう。
↓ バジェスタス島は貧乏人のガラパゴスですが、ここはもっと貧乏人用かも。無料で見れます。
近くまで来れないことを悟られてるからなのか、私が桟橋がある一番端っこまで行っても全く逃げる様子はありませんでした。
それ程近くないのでじっくりとは見れませんでしたが、それでも鳥たちの様子はよく見えるので楽しかったです。
↓ 桟橋のすぐ横の広場にあった銅像。Plaza de Marina(海軍広場?)と書いてありました。
↓ 広場を出た所にあった教会。手作り感のある教会ですが、震災後にこうなったのでしょうか??
↓ 震災から10年経ってるけど、もし震災の影響であれば完全放置状態ですね。。
最後に少しだけ夜のピスコの街をご紹介。
↓ 夜のアルマス広場。照明が灯されていて昼間以上に雰囲気が良くなってます。
↓ アルマス広場から宿に向かう道は商店街のようになってて夜でも人通りが多いです。(19:30頃)
↓ 道端で営業していたチュロス屋さん。キューバにいた時によくチュロスを食べたのでキューバを思い出します。
↓ 宿の前の公園脇で営業していたチキン屋さん。ペルー人はチキンとポテトが大好き。
↓ 私も大好きなので、今日の夕食はこちら。ボリュームもあって7ソル(約235円)。
以上、ピスコの街をブラブラと散策した話でした。
明日は早朝からバジェスタス島に観光に行く予定です。
では、また。