2016年12月18日_Vol.1
こんにちは。
今日は、ビエンチャンからタイへの移動日です。
ビエンチャンからタイへ向かう国際バスは何種類かあって、直接バンコクまで行くバスやタイ側の国境の街であるノンカイ、その他にもウドンタニ、コーンケン行きがあります。
↓ バスターミナルへ乗車券を買いに行った時の話はこちら。
バンビエン ⇒ ビエンチャンへ移動してから宿探しとか
私の次の目的地はバンコクなのでバンコク行きのバスを利用すれば簡単だったんですが、今まで一度もウドンタニの街を見学したことが無かったので、「ビエンチャン⇒ウドンタニ⇒バンコク」と2本のバスを乗り継いで向かうことにしました。
バスの乗り換え待ちの時間だけしか観光できないんですけどね。
それでも7-8時間は時間があるので、街中をちょっと見て回るには十分なんじゃないかと。
ちなみにバスの乗車券なんですが、タイ行きの国際バス(国内のバスも?)はバスターミナルでの事前購入をすることが出来なくて、当日分しか売ってくれないそうです。
街中の旅行代理店では前もって予約もできるので、満席のリスクを背負いたくない人は旅行代理店を利用せざるを得ないんですが、当然マージンを取られてしまうので多少割高にはなってしまいます。
国際バスに乗ってビエンチャンからウドンタニへ
私は旅行代理店を利用せず、移動当日にタラート・サオ バスターミナルでバスチケットを買いました。
ウドンタニ行きのバスは一日に8本もあるので乗りそびれるという事はないと思いますが、時間帯によっては満席で乗れない場合もあるみたいなので、当日の早い時間にチケットを買っておいた方が良いんじゃないかと思います。
チケット売り場
↓ バスターミナルのチケット売り場はこんな感じ。小さいです。
↓ 11:30発のウドンタニ行きで24000キープ(約336円)。チケットには22000キープと書いてありますが、土日祝日は2000キープ(約28円)増しの運賃だそうです。
バス乗り場
チケット売り場を正面に見て右前方辺りがバスの発着所になってます。
多くのバスが利用している割には小さなバスターミナルで、近距離の乗り合いバス?の出入りもあるのでぐちゃぐちゃ。
初めはどこにタイ方面行きのバス停があるのかがよく分かりませんでしたが、よく見たら案内板があって小さな文字で「Lao – Thai International Bus Stop」と書かれていました。
↓ 赤い看板の下にある緑の案内板の所です。(チケット売り場は写真の左前方あたり。)
↓ バスターミナル横には多くの屋台が並んでいたので、昼食用にサンドイッチを。具は少なめだったけど1本5000キープ(約70円)と安かったです。
バスの様子
出発時間前になってウドンタニ行きのバスが入ってきました。
バスが停車すると、トゥクトゥクやバイクタクシーのドライバー達がバスに群がってきて乗客の奪い合いが開始です。
他の国でもよく見かける光景ですが、バスを下りて来た乗客に「何処に行くんだ?、俺のトゥクトゥクに乗っていけ!」等々、凄まじい勢いで話しかけてくるので、初めて東南アジアを旅行するような人だとビックリしちゃいますよね。
↓ ダチョウ倶楽部のコントの如く「俺が俺が」と客を奪いあってますが、もちろん「どうぞ、どうぞ」と譲るドライバーはいないです。。生活がかかった戦いなので鬼気迫るものがあります。
↓ 車内はこんな感じ。この時は全部で5人くらいしか乗っていなくてガラガラでした。。こんな事ならわざわざ前もってチケットを買いに来る必要もなかったです。。
↓ シートの足元はこのくらい。広くもなく狭くもなく、、普通です。
陸路国境越え
ビエンチャンのタラート・サオ バスターミナルを約10分遅れの11時40分くらいに出発して、ラオス側の国境には12時05分に到着しました。
国境に到着したら各自で出入国処理をしますが、バスはウドンタニまで同じバスに乗っていくので、国境でバスを降りたらナンバーだとかを控えておいた方が良いと思います。
スマホで一枚くらい写真を撮っておいた方が安心なんじゃないかと。
ラオスの出国手続き
国境に到着後、バスから降りてラオスの出国手続きをしました。
この時は荷物を持っていく必要はなくて、イミグレの窓口へパスポートと出国カード(ちょっと記憶が曖昧です。)を出したらあっという間に出国スタンプを押してくれました。
時間帯によっては大行列になってる場合もあるので人数が多かったら時間が掛かってしまいますが、手続き自体はすぐに完了します。
↓ イミグレの窓口はこんな感じ。私が行った時はそれほど混んでなかったので、すぐに通過できました。
イミグレを通り抜けたら、今度はカスタムフィーの支払いです。
出国時のカスタムフィーは、平日の8時~16時であれば無料ですが、土日祝日や時間外だと11000キープ or 50バーツ(約154円)支払う必要があります。
なので、週末か8時~16時以外にラオスを出国する人は11000キープを残しておくか、タイのお金を用意しておかないと国境を通過できないなんて事も。。。
と言うのは大げさで、たぶん円とかドルのお金さえ持っていれば支払えない事はないと思いますが、両替は足元を見られたレートになるはずなのでキチンと用意しておいた方が良いと思います。
私が国境越えをした2016年12月18日は、ちょうど日曜日だったのでカスタムフィーを取られてしまいました。。。
お金を払うと「ワンウェイカード」と言う磁気カードが貰えて、そのカードを使って出国ゲートを通過します。
ただ、無料の時はどうなんでしょう??
たぶん、ゲートは開きっぱなしで何のチェックもなく通過できるんじゃないかと思います。
ちなみに、このカスタムフィーは入国時にもあって、入国の場合だと平日でも5バーツ(約16円)が必要で、土日祝日・時間外だと出国のカスタムフィーよりも1000キープ or 5バーツ高い12000キープ or 55バーツが徴収されるようです。
↓ 出国時のカスタムフィーはこちら。ラオス人と外国人では料金が違ってます。
↓ ちゃんと領収書もくれました。11000キープ(約154円)。
↓ 料金支払い後に貰えるワンウェイカードをこの機械に通すとゲートが開くので出国完了です。
タイへ入国
ウドンタニ行きのバスに乗った場合は、ラオス側を出国したところでバスが待機していてくれるので、再度そのバスに乗り込んで友好橋を渡ってタイ側のイミグレへ向かいます。
タイのイミグレでは入国カードを記入する必要がありますが、ラオス出国同様に手続き自体は凄く簡単ですぐに完了です。
ただ、この時には自分のバッグも全て持っていく必要があるのでお忘れなく。
↓ 入国完了してタイ側に入ると、悪どい顔をした優しいオジサンたちが群がって来ましたが、気にせずバスに向かいました。
ウドンタニへ到着
タイへの入国が完了したら、イミグレの少し先の所にバスが待機してくれていたので再度乗り込みます。
国境からウドンタニまでは1時間程度の距離で、無事に到着することが出来ました。
↓ 私が到着したのは市街地にある第一バスターミナルの方です。他に第二バスターミナルもあります。
バンコク行きのバスを手配
ウドンタニからバンコクへは当日中に乗り継ぐ予定だったので、まずはバンコク行きのバスを手配しに行きました。
↓ 第一バスターミナル内にあったナコンチャイエアのバス窓口。ナコンチャイエアは乗り心地が良くて有名なので快適に移動できると思います。
↓ バンコク行きの運賃と時刻表はこちら。ファーストクラスだと605バーツ(約1815円)、VIPクラスで454バーツ(約1362円)。
ナコンチャイエアーのファーストクラスに乗ってみたかったけど、今回は違う所でちょっと安めの3列シートのバスを購入してみました。
第一バスターミナルのすぐ横にある「Chan Tour」と言うバス会社?です。
↓ 場所はこちら。
↓ 22時発のバンコク行きで454バーツ(約1362円)でした。
↓ 時間まで街中をブラブラしたかったので、ここに荷物を置かせて貰いました。盗まれることは無いと思いますが、念のためロックもしておいたので安心です。
ラオスとタイ間の国境越えまとめ
最後に国境越えの流れを簡単にまとめておきます。
- 11:40 約10分遅れでビエンチャンを出発
- 12:05 ラオス側のイミグレに到着。出国手続き。(荷物不要)
- 出国手続き後、土日祝日・時間外の場合は11000キープを支払ってゲート通過
- 12:25 ラオス出国完了
- 再度バスに乗り、友好橋を渡ってタイ側国境へ
- 12:35 タイ側イミグレに到着。全ての荷物を持って入国手続き。
- 13:00 タイ入国完了
- 13:50 ウドンタニ 第一バスターミナル到着
と、出入国手続きも含めて、約2時間10分でウドンタニまで到着することが出来ました。
ただ、今回は、同じバスの乗客が5人程度と言う事と、イミグレでの混雑もなかったのでスムーズに移動できましたが、もしもっと乗客が多くてイミグレも混雑していれば更に30分から1時間くらいは余分に時間が掛かってしまうんじゃないでしょうか。
以上、無事にウドンタニに到着して、バンコク行きのバスも手配できたのでウドンタニの街をブラブラと散策したいと思います。
続きは次回です。
では、また。