2016年9月30日_Vol.1
こんにちは。
今日は、昼からダニンゴン(Danyingon)と言う駅にある市場に行ってきました。
東京の山手線と同じような環状線の中にある駅で、ヤンゴン駅からだとダニンゴン駅はちょうど反対側にあるので結構時間が掛かりました。
一周して約2時間50分の環状線。
右回りと左回りの列車があって、ダニンゴン駅には、どちらの列車に乗っても大体1時間30分くらいで到着します。
全長45.9キロと大した距離ではないのに、設備の老朽化からかスピードを出すことが出来なくて、ゆっくり・ノンビリ・のろのろと。。
我々観光客にとっては周りの景色もよく観れて好都合なのかもしれませんね。(大して綺麗な景色はありませんが。。。)
まずは、宿から鉄道のヤンゴン駅まで行くのには、いつも通り宿からブラブラと歩いて行きました。
ヤンゴン駅
ヤンゴン駅の場所
ヤンゴン駅の場所はこちら。スーレーパゴダからだと1.3kmくらい。
ダニンゴン行きの切符の買い方
ダニンゴン行きの切符は、てっきり駅に入った所にある切符売り場で買うのかと思ってたら違いました。
私が乗った時は7番ホームから出発すると言われて、切符は7番ホームの所で買ってくださいとの事でした。
↓ 入口を入った建物の中央に切符売り場がありますが、ここで買うのではないそうです。
↓ 前回散策に来た時にも見た案内所で聞いてみたら、7番ホームに行くように言われました。ここだけは英語が通じるので何かあればここの人に聞くのが良いと思います。
↓ 駅の中に入って行くのに切符が必要な気もしますが、そんな事は気にせずに入って行って良いみたいです。
↓ 駅に入った所はこんな。待合室のようになっていてシートが沢山並んでます。
電源コンセントもあって、スマホも充電ができるようになってました。
他の国では当たり前のサービスとなって来てますが、まさかミャンマーで見るとは思いませんでした。
↓ 即席電源サービスのようにも見えますが、電源コンセントが沢山あって、ここでスマホの充電ができます。
一番端っこまで歩いてきて、金網の先にある階段を上って7番ホームへ向かいます。
たしか、この金網は通り抜けられないようになっているので、一度左側に出てから回り込むように入って行った記憶があります。。
ちょっと忘れてしまいました。
でも、とにかく階段を上って7番ホームに向かいます。
↓ 階段を上った所。7番ホームは一番奥なので、突き当りまで真っすぐ。
↓ ここで切符を買うのかぁと思ったら、ここでもなかったです。。切符ちょうだいって言ったら、ホームの方を指さして何か言っていました。
ホームの中央あたりに、やっと切符売り場がありました。
下の写真の手前に座ってる女の子に「ダニンゴン・ダニンゴン」と連呼していたら分かってくれて、「そこで買って」みたいな事を言われて窓口を指さしてくれました。
で、窓口の所に並んでたら、英語すら殆ど通じない国なのに日本語を話せるスタッフが話しかけてきました。
何でも、日本人の彼女がいるらしくて、少しだけ日本語が話せるそうです。
凄く親切な人で、切符を買う手伝いまでしてくれて助かりました。
切符を買った後は、「もう少ししたら電車がくるから、待っててくださいね~」と言われたので待つことに。
↓ 環状線の切符を買った窓口。6番・7番ホームの中ほどにありました。
↓ 切符はこんな紙一枚。車内でのチェックもあるので無くさずに。
↓ あとは、列車が来るまでリラックスして待ってれば良いです。
ヤンゴン駅でのホームの移動方法
当初、7番ホームに到着予定だったけど、急遽4番ホームに変更となったようです。
さっきの日本語を話せる男性スタッフが大きな声で皆に指示していました。
私にはちゃんと日本語で4番ホームに変わったことを教えてくれて、本当に親切な人でした。
ホームが変更になったので、日本ならまた階段を上って、4番ホームの所で階段を下りる、、、と言う流れになるのが普通だと思いますが、この時はスタッフが先頭に立って線路の上を横切って行きました。。。
まあ、日本のように頻繁に列車が来るわけでもないし、すぐ横のホームに行くのにわざわざ階段を上り下りする必要もないですね。。
ここは東南アジアなので、日本の常識は通用しません。。。
ヤンゴン環状線に乗る
車内の様子
車内は、日本人の私にとってみると懐かしい印象を受けました。
と言うのは、ヤンゴンで走っている環状線の車両は、ほとんど(全部?)日本の中古車両を使っていて、車内の至る所に日本語の注意書きが残っています。
インドネシアのジャカルタでも現役で日本の中古車両が活躍していてましたが、こんな古くなった車両でもまだ十分に利用できているのは、日本の技術力の高さゆえじゃないかと思います。
↓ ジャカルタで日本の中古列車に乗った時の話。
↓ 東南アジアでは普通に見かける車内での販売。これは、美味しそうな大粒のブドウ。
↓ 何とこのおじさんは、ウズラの卵を販売中。。意外と沢山の人が買ってました。。
↓ これは何だかよく分からないです。。食べ物は食べ物でした。
↓ で、私が買ったのはこちら。アイス、100チャット(約9円)。
ヤンゴンの車窓から
↓ 日本からプレゼントされた車両にはこんなマークが付いていて、日本とミャンマーの国旗で友好を表してます。
↓ 途中で駅に停まった時は、窓からも沢山の売り子が一生懸命販売しようとしています。
↓ ミャンマーの線路は、プランターの役割も果たしているようです。
ダニンゴン駅へ到着
約1時間半の電車の旅でしたが、やっとダニンゴン市場に到着です。
他の駅は殆ど人がいなかったけど、このダニンゴン駅には市場で商売をする人達が集まってる事もあって、戦場の如く沢山の人がホームにごった返していました。
でも、ホームに市場を開いちゃうというのは凄い発想ですよね。。
日本だったらあっと言う間に撤去されてしまいますが、タイであったり、ここミャンマーでも別にホームに市場を作っても大丈夫みたいです。。
許可されてるのか黙認されてるのかは、、、どっちなんでしょう。
観光客的には、ずっとこのまま残して欲しいです。
↓ 駅のホームに大量にいた人たち。商売をする人だったり、列車から下りた人たちだったり。。凄い人でした。
以上、とりあえずダニンゴン駅へ到着した所までです。
市場の様子だとかは次回に続きます。
では、また。