磨憨 ⇒ ルアンナムターをポンコツバスで陸路国境越え【中国】

2016年12月7日_Vol.2

こんにちは。

前回に引き続き、中国から陸路で国境を越えてラオスに入国していく話です。

↓ 前回の投稿はこちら。
景洪(ジンホン) ⇒ 磨憨(モーハン)_国境へのバスで移動

当初、ラオスに入国してからルアンパバーンに向かう予定でしたが、バスの乗り継ぎの関係でルアンナムターと言う都市を経由してからルアンパバーンを目指します。

 

中国とラオス間の陸路国境越え

景洪から中国の国境の街「磨憨(モーハン)」に移動してきた後は、磨憨から南塔(ルアンナムター)行きのバスに乗りました。

このバスは中国側から出発してラオスに到着しますが、途中でバスの乗り換えは無くて最初から最後まで同じバスでした。

ポンコツですが、一応、国際バスと言うことになりますね。

約50kmの道のりで、運賃は30元(約510円)です。

 

ルアンナムター行きのバスに乗る

ルアンナムター行きのバスは15:00出発予定だけど、15時になっても全く来る気配すらありません。。

日本では有り得ない事ですが、外国だと直前になって「今日はバスが来ないから明日ね」と言われても不思議ではないのでドキドキです。

英語は全く通じないし、私は中国語を全く話せないのでチケットカウンターの人に詳細を聞くことも出来ず、「もうちょっと待て」的な仕草を信じて待つしかなかったです。。

結果的には20-30分程度遅れてバスが来て、ルアンナムターに向けて15時40分に出発しました。

 

↓ ルアンナムター行きの国際バスはこちら。ポンコツマイクロバスです。中国  磨憨 ⇒ ルアンナムターをポンコツバスで陸路国境越え【中国】

 

中国の出国手続き

まずは、バスターミナルからバスで数分の所にある中国側のイミグレで出国手続きをします。

どこの国でもそうですが、出国する時の審査は異常なほど簡単なことが多くて、ここ中国の国境でもパスポートを出してカウンター前に立ってたらあっという間に出国のスタンプを押してくれました。

中国に入国した時に入国書類として小さな紙切れを一枚貰ってるはずなので(2016年12月現在)、予め確認しておいた方が良いかと思います。

簡単な出国手続きでも、その紙がないと時間が掛かってしまう可能性が高いので。。

 

↓ 出国手続きに並んでる人たち。中国  磨憨 ⇒ ルアンナムターをポンコツバスで陸路国境越え【中国】

 

↓ 手続き完了後に逆側から映した写真。中国  磨憨 ⇒ ルアンナムターをポンコツバスで陸路国境越え【中国】

 

↓ 建物を出た所はこんな風になってました。バスはカートが停まってる辺りに来てくれました。中国  磨憨 ⇒ ルアンナムターをポンコツバスで陸路国境越え【中国】

 

↓ 出国手続き後に出てきたところ。建物の出口です。中国  磨憨 ⇒ ルアンナムターをポンコツバスで陸路国境越え【中国】

 

↓ 国境。イミグレの建物は左側の白い建物です。中国  磨憨 ⇒ ルアンナムターをポンコツバスで陸路国境越え【中国】

 

ラオス側の国境へ

全員が中国の出国手続きを終えた後に、今度はバスに乗ってラオス側のイミグレに向かいます。

記憶が定かではないんですが、すぐそばだったと思います。。

 

↓ ラオス側の国境の街は「ボーテン(BOTEN)」。中国  磨憨 ⇒ ルアンナムターをポンコツバスで陸路国境越え【中国】

 

↓ ラオスの国境はこんな感じ。中国  磨憨 ⇒ ルアンナムターをポンコツバスで陸路国境越え【中国】

 

↓ 入国審査はこの先です。中国  磨憨 ⇒ ルアンナムターをポンコツバスで陸路国境越え【中国】

 

ラオスの入国審査前には入国カードを記入する必要がありました。

特に難しいことはなくて、名前だとか一般的なことばかりだったと思います。

入国カウンターでも特に問題はなかったんですが、「以前、ラオスに来たことがあるか」との質問をされて、「5-6年前に来たことがある」と答えたらパソコンで履歴を調べて「5年前に来てるね」と言われました。

何で入国履歴を聞かれたのかはわかりません。。。

パソコンで履歴までキチンと調べていたので、何か重要なのかも。。

 

↓ 無事にラオスに入国して、イミグレの外に出た所はこんな感じでした。中国  磨憨 ⇒ ルアンナムターをポンコツバスで陸路国境越え【中国】

 

↓ ラオス側の国境。中国  磨憨 ⇒ ルアンナムターをポンコツバスで陸路国境越え【中国】

 

↓ イミグレの建物を出てすぐの所にバスが待機していて、全員が揃ったらルアムナムターに向けて出発です。中国  磨憨 ⇒ ルアンナムターをポンコツバスで陸路国境越え【中国】

 

↓ 車内はこんな感じ。おんぼろシートです。中国  磨憨 ⇒ ルアンナムターをポンコツバスで陸路国境越え【中国】

 

↓ シートの感覚はこのくらい。中国  磨憨 ⇒ ルアンナムターをポンコツバスで陸路国境越え【中国】

 

↓ バスの荷台には野菜が満載で、中国側で買った野菜をラオスに運んでいるようです。ラオスは物価が安そうなイメージですが意外と高くて、もしかしたら中国で買った方が安いのかもしれませんね。中国  磨憨 ⇒ ルアンナムターをポンコツバスで陸路国境越え【中国】

 

このバスは全部で25人程度乗れるバスですが、今回私が乗った時はたったの5人だけ。。

席を広く使えるのは良いけど、いつもながらこんな少ない乗客で採算が取れるのかが不思議。

たった5人の乗客に対して、ドライバーと助手の人までいたので。。。

バスと言うよりも、荷物を運ぶついでに人も乗せてあげてるという感じでしょうか。。

 

ルアンナムターに到着

中国とラオスの間には1時間の時差があって、中国の12時はラオスの11時。

ラオス側が中国に対して-1時間です。

中国時刻の15時40分に出発して、ラオスにはラオス時間の17時半に到着しました。

なので、50kmの道のりを2時間50分掛かったことになります。

日本だったら1時間で着いてしまいそうな距離ですが、ラオスは道も悪いので時間が掛かるのはしょうがないです。。

ちなみに、バスはバスターミナルまでではなくて、ルアンナムターの中心地にあるナイトマーケットの真ん前で降ろしてくれたので、周辺で宿探しができて便利でした。

もしバスターミナルが終点だったら、街中までは結構遠くて大変だと思います。。

 

以上、磨憨から陸路で国境越えをしてラオスのルアンナムターに移動した話でした。

次回はルアンナムターで宿探しをしてから散策した話です。

では、また。