2016年11月25日
こんにちは。
今日は、河口から大理へ鉄道に乗って移動します。
河口から大理までの距離は700km強なので、日本で言えば東京から広島へ行くよりも近いけど、予定では14時間程度掛かってしまいます。
新幹線であれば5時間程度の距離ですが、3倍近くの時間が掛かる事になります。。
まあ、そこは普通の鉄道なのでしょうかないですね。
頑張って移動したいと思います。
中国鉄道に乗って大理へ移動
河口北駅へ一般バスのバスで
大理行きの列車は河口北駅から出発するので、街の中心地からは一般のバスに乗って河口北駅へ移動しました。
↓ 1乗車2元(約34円)で、この箱の中に運賃を入れます。お釣りをくれるのかどうかはわかりません。。
河口北駅の様子
↓ まだ新しそうな立派な駅です。駅前の広場は広くて凄く綺麗だけど、人があまりいなくてガランとした感じでした。
↓ 駅の入口の手前にお菓子だとかを売ってるテントの店があったので、車内で食べれるようにカップラーメンとお菓子を少し買っておきました。車内にはお湯があるそうなので、カップラーメンも食べられます。
駅の中に入るには、飛行機と同じように荷物の検査があって、私はパスポートを見せるように言われました。
名前と年齢、どこに行くかを聞かれて、係の人はノートに記入してました。
旅行者は全員チェックするんでしょうね。
↓ 写真中央の所を通って中に入ってきました。荷物の検査もキチンとしていてちょっと厳しい感じ。
↓ 外には人が殆どいませんでしたが、駅の中では沢山の人達が列車を待ってました。
↓ 中国人はお茶をよく飲むからか、お湯のサーバーがあって便利。
列車に乗車
時間が近づいてきたので列車に乗る準備です。
中国では、勝手にホームに行くことが出来ないようで、列車の乗車時間になったら係の人が扉を開けてくれてホームに入れると言うシステムでした。
日本の感覚だと勝手にホームに行って、ホームで電車が来るのを待ってるのが普通ですが、中国の場合は出発予定の乗車券を持ってる人しかホームに入れないんですね。
↓ ホームに入る扉はロックが掛かっていて勝手に入ることはできませんでした。時間になったら、扉の所で係の人に乗車券をチェックしてもらってから中に入って行きます。
↓ 指定席なので席がなくなることはないんですが、大きな荷物を持ってる人は早めに行ってスペースを確保した方が良いかと思います。
↓ 河口北駅から昆明駅を経由して大理へ。大理の後は麗江まで行くみたい。快速の列車です。
列車内の様子
↓ 私が乗ったシートは3段ベッドで、各区画に3段ベッドが2列並んでいて、インドと同じではあるんですが清潔さで言えば圧倒的に中国の方が快適でした。ほぼ日本と同じ快適さです。
↓ 3段ベッドはこんな感じ。上下のスペースは凄く狭いですが、それはしょうがないですね。
↓ ベッド。シーツと枕カバーも綺麗で、掛け布団も付いてます。全く不快感はありませんでした。
↓ インド鉄道では荷物をベッドの足元に置いて寝ていましたが、中国鉄道では上段ベッドの横に十分なスペースがあって、私の大きなバッグでも楽に置くことが出来ました。
無事に大理駅へ到着
列車内では快眠することが出来て、何の問題もなく大理駅に到着しました。
駅に着く前には、係の人が大声で駅名を連呼していたので分かるとは思いますが、中国語オンリーでのアナウンスだし、車内の中国人は英語が全く話せない人が大部分で何処に停まってるかを聞くこともできないので、多少の注意は必要だと思います。
所要時間は、河口北駅を16:16に出発して、大理駅には翌日の07:20に到着したので約15時間掛かりました。
↓ 大理では「大理古城」に宿泊する予定にしていたので、「大理古城」方面行きの一般バスに乗ります。バスは駅を出た正面100mくらい先から乗れました。写真の中央のバスがそうです。
↓ 私が乗ったのはこの8路のバス。列車に乗っていた人達が沢山乗りこんだので車内は満員で、私は大きな荷物を持っていたので大変でした。
↓ 大理古城までは40分程度掛かりましたが、このバスも河口同様1乗車2元(約34円)と安くて助かります。大理古城は終点ではないので、周りの人に筆談ででも聞いておいた方がよろしいかと。
以上、国境の街「河口」から大理石の街「大理」へ中国鉄道の寝台列車で移動した話でした。
次回は、大理で宿を探して、街中を散策した話です。
では、また。